良い…と思ったらぜひ押してやってください(連打大歓迎)
2024年3月27日 この範囲を時系列順で読む
感想を書かないツケが回って来ている。練習しよう……。
2024年3月26日 この範囲を時系列順で読む
メモ この類の感想はどこかに長文としてまとめること
ところで(連想)『終戦のローレライ』は(著者の国家史観は別として)一つの物語としてうつくしかった 日本海軍の実直な歴史描写に挿入されるローレライ・システムという架空兵器のファンタジックさが、あるいは「馬鹿っぽさ」が危ういバランスで魅力と魔力を発揮しており、絶妙に世界はズレていて、ローレライ・システムはすなわちローレライであり少女であること、そのファンタジックさが、あるいは「馬鹿っぽさ」が…という再びの循環と混同、少女は兵器であり勝利だということ
あの時代のあの戦争中の男たちがみっともなく少女を(勝利の表象を)めぐって争っている、あまりに「馬鹿っぽい」フィクション性、が、潜水艦という人間の想像力に最も嬲られてきた船種を舞台とすることで、さらにファンタジー性が強化されるところ
表象としての少女と舞台装置としての船の提示の仕方が、鮮明でうつくしい
あの時代のあの戦争中の男たちがみっともなく少女を(勝利の表象を)めぐって争っている、あまりに「馬鹿っぽい」フィクション性、が、潜水艦という人間の想像力に最も嬲られてきた船種を舞台とすることで、さらにファンタジー性が強化されるところ
表象としての少女と舞台装置としての船の提示の仕方が、鮮明でうつくしい
『蒼穹のローレライ』(少々うろ覚えなのですが所感) 主人公の瞳が理由不明のまま青く、母親の不貞を疑られて幽閉され、父親にも邪見に扱われて、運よく外に出たとしても近所の人間は不気味がるし帰ったら母親が刃物をもって狂ったように探し回っている、そんなイエとムラで育っている彼が上手く逃れた先が日本海軍という今から見れば理不尽な組織社会にしか思えない、が当時では世界随一のテクノロジーの先端集団に行くことで相変わらず孤独でありつつも一種の救いがそこにあり(青い瞳は生物学的にいう先祖返りかもしれぬ、という同輩の明晰な回答は当時では日本海軍などでしか賜れない言葉だったろう)
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途中までやって諦めました ちまちまやろう
tumblrの地獄のタグ付け、してくるか……(数か月分タグなしで投稿している)
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2024年3月24日 この範囲を時系列順で読む
『映画の言葉を聞く』に掲載されている是枝監督の映画「誰も知らない」とレッドアロー号の話、は、ひとが乗り物に向けるただ単純な憧憬とどこまでも粘着質な心情を考えるときに、いつも思い出す。
…この映画の着想元の巣鴨での子ども置き去り事件を調べていたとき、事故で死んでしまった妹を秩父の山奥に埋めに行く際に兄がレッドアロー号に乗っていたことを知った。私が育った清瀬の駅にはレッドアロー号は停まらず、特急料金もかかるので乗れなかったけど、かっこよくて憧れの車両だった。亡くなった妹をトランクに入れてレッドアロー号に乗せて運んだという記事を読んで、なんとなく彼の気持ちがわかるような気がした。警察はそれを証拠隠滅のための死体遺棄として捉えたけど、私はそこに違和感を持った、そんなことのためにあの少年はこの列車に乗ったわけじゃないだろうと思った。…云々
一介の乗り物オタクの無邪気な消費的態度とかではなくて、相反するものと共にあるもの、拮抗と同一視、いろんなものが混ざってなにがなんだかわからない、そのような……渦巻く夢と業というものが共にあるように思えてならず……。
…この映画の着想元の巣鴨での子ども置き去り事件を調べていたとき、事故で死んでしまった妹を秩父の山奥に埋めに行く際に兄がレッドアロー号に乗っていたことを知った。私が育った清瀬の駅にはレッドアロー号は停まらず、特急料金もかかるので乗れなかったけど、かっこよくて憧れの車両だった。亡くなった妹をトランクに入れてレッドアロー号に乗せて運んだという記事を読んで、なんとなく彼の気持ちがわかるような気がした。警察はそれを証拠隠滅のための死体遺棄として捉えたけど、私はそこに違和感を持った、そんなことのためにあの少年はこの列車に乗ったわけじゃないだろうと思った。…云々
一介の乗り物オタクの無邪気な消費的態度とかではなくて、相反するものと共にあるもの、拮抗と同一視、いろんなものが混ざってなにがなんだかわからない、そのような……渦巻く夢と業というものが共にあるように思えてならず……。
2024年3月23日 この範囲を時系列順で読む
「Amazonレビュー文学」好きです
『ドリナの橋』Amazonレビュー「 時代も何も超越した存在として 」
「アンダーグラウンド」Amazonレビュー 「 この映画を観て、生きることにまつわる価値観がまるで変わってしまいました。 」
『セカンドハンドの時代』Amazonレビュー 「 ジャガイモの植え付けをしなくちゃ 」
『ドリナの橋』Amazonレビュー「 時代も何も超越した存在として 」
「アンダーグラウンド」Amazonレビュー 「 この映画を観て、生きることにまつわる価値観がまるで変わってしまいました。 」
『セカンドハンドの時代』Amazonレビュー 「 ジャガイモの植え付けをしなくちゃ 」
デスクブロックという手帳を買いました。B5サイズのハードカバーのマンスリー手帳です。A4も売ってます。
創作の計画を年月スパンで決めたかったので。手帳はウィークリー付属派だったのですが、最近はマンスリーのみでも対応できると感じています。シンプルで良いです。
「大脱走」番外を終えたら、次に何をどれくらいの長さで書くか考えねば……。
創作の計画を年月スパンで決めたかったので。手帳はウィークリー付属派だったのですが、最近はマンスリーのみでも対応できると感じています。シンプルで良いです。
「大脱走」番外を終えたら、次に何をどれくらいの長さで書くか考えねば……。
2024年3月22日 この範囲を時系列順で読む
2024年3月20日 この範囲を時系列順で読む
一枚の写真は擦り切れ失って失っていく鮮やかないろ
大戦はWW 国語には国威があった時代の葬列
悲喜、怒り、恨みに期待、憧憬と、あと「あ、短歌に詠めるやつじゃん……」
大戦はWW 国語には国威があった時代の葬列
悲喜、怒り、恨みに期待、憧憬と、あと「あ、短歌に詠めるやつじゃん……」
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船場言葉の短歌とか読みたい、たぶんある、でも知らない
教室でグァムが陥ちたて聞かされて、私は何に泣いとんかしゃん
/「つぐ」(前編)『短歌研究 2022年4月号』
薬莢によう似たそれを磨くとき祈りも削がれてまうでかんぎゃあ
権力と煙はどっちが先やろう この先も私は煙草を吸わへんやろう
/「つぐ」(中編)『短歌研究 2022年8月号』
出征兵が豪雨みてゃあに征ってってみんな日の丸まるめ始める
/「つぐ」(後編)『短歌研究 2022年11月号』
/「つぐ」(前編)『短歌研究 2022年4月号』
薬莢によう似たそれを磨くとき祈りも削がれてまうでかんぎゃあ
権力と煙はどっちが先やろう この先も私は煙草を吸わへんやろう
/「つぐ」(中編)『短歌研究 2022年8月号』
出征兵が豪雨みてゃあに征ってってみんな日の丸まるめ始める
/「つぐ」(後編)『短歌研究 2022年11月号』
前編に「後編に続く」とあるのに実際は中編に続いているの、最高に親近感あるよ(私の『大脱走 上』と中・下巻もそうなので)
『短歌研究』に3回にわたって掲載された千種創一先生の作品連載三十首「つぐ」、ほんとうに素晴らしい。(2022年の4月、8月、11月号です)
iPhoneのios17(あるいはsafari?)では、Hiragino Sansやsens-serifがのフォントが太く表示されるようで、私のサイトも同様です。どう対処しようかな……。
いまさらなのですが、再びいいねボタンをつけてみました。
間違って表示を消してしまっただけで土台は作ってあったのですぐに設置できましたね……。
間違って表示を消してしまっただけで土台は作ってあったのですぐに設置できましたね……。
2024年3月19日 この範囲を時系列順で読む
このてがろぐに描いたイラストも投稿したら閲覧しやすいのかな…と思うのですが、tumblrに投稿すれば容量を喰わないのに惹かれてしまいなかなか投稿しておりません。ここにも投稿しようかな。
tumblrは広告もないし閲覧はしやすいのですが、編集する側としては扱いづらいです。スマホで直接アプリの投稿欄に書き込んでる人とか猛者だな…と思います。
ちょっとした小ネタとかも文章では書きづらい、書く気が失せるので、てがろぐにもあげようかな……。
tumblrは広告もないし閲覧はしやすいのですが、編集する側としては扱いづらいです。スマホで直接アプリの投稿欄に書き込んでる人とか猛者だな…と思います。
ちょっとした小ネタとかも文章では書きづらい、書く気が失せるので、てがろぐにもあげようかな……。
pixivに続き、サイトに掲載されている「大脱走」も最新の原稿に差し替えました。もう少し加筆修正をします。
不備があったら教えてくださいね~!ではなく、自分で最低限の確認をせねば…
不備があったら教えてくださいね~!ではなく、自分で最低限の確認をせねば…
2024年3月18日 この範囲を時系列順で読む
本書には、表現を和らげる潤色、ノスタルジア、ロマンチックな美辞麗句はない。わたしは、東南アジアの植民地港湾都市という、発展途上の「近代」の過酷な景観のただ中を生きた日本人女性たちの、悲痛、苦悩、混乱、達成、愛情や大きな犠牲に集中することに力を注いだ。この社会史を通して、過去の日本人娼婦たちは、かつてのかの女らに関わりのあった事柄や、二一世紀初頭のいま、わたしたちに関わりのある事柄を、現世代に語りかけてくる。シンガポールのからゆきさんの人生のきわめて個人的な記録が、わたしたちに語りかけてくるのだ。娼館のドアの向こうから、かの女らの謙虚さと辛抱強さという昔かたぎの美点を、貧困と社会的不平等を、社会的な抑圧と悲哀を、情熱と孤独を、そして切望や死を。
ジェームズ・フランシス・ワレン『阿姑とからゆきさん』「日本人読者への「序文」」
#「渺渺録」(企業擬人化)
ジェームズ・フランシス・ワレン『阿姑とからゆきさん』「日本人読者への「序文」」
#「渺渺録」(企業擬人化)
2024年3月16日 この範囲を時系列順で読む
「大脱走」を完結させた今、短編漫画を描くとなんとなく物足りなさを感じるようになってしまった。とはいえ、2年以上かけて140ページだから、このスパンで長編を書き続けると多くの話は描き切れまい……。
2024年3月14日 この範囲を時系列順で読む
(不備を見つけたら教えて頂けると嬉しいです…)
追記・さっそくpixivは差し替えました 。結構加筆しているのでぜひ見て頂けると嬉しいですね…
「大脱走」サイト・pixiv版は加筆修正前のものなので、ぼちぼち差し替えてていくか…とは考えています。週末にやりたい。忘れないようにしないと。
折しも、一八九〇年代に急速に近代化した日本は、東南アジアの要所を結ぶ自前の海運会社をもつまでになっていた。密出国者や移住者の乗客が増え、利益を得たのは人買い商人と船会社であった。そして、シンガポールの不衛生な裏通りに閉じ込められた移住者として、からゆきさんは、外貨送金によって日本の経済に貢献することになった。
/『阿姑とからゆきさん』「終章 娼婦たちの人生の再現」
#「大脱走」(企業擬人化)
#「渺渺録」(企業擬人化)
/『阿姑とからゆきさん』「終章 娼婦たちの人生の再現」
#「大脱走」(企業擬人化)
#「渺渺録」(企業擬人化)
2024年3月13日 この範囲を時系列順で読む
iPhoneでこのサイトを見ると、妙に文字が太い。どうにか修正したいです。
わたしは本書において、個々の人や集合的な群像について、またかの女らの人生がいかに紡がれたかについて、できるだけ自然にまた愛情をもって語った。まるで、オヨシ、オイチ、ドゥヤ・ハダチやその他大勢の人びとが、一歴史研究者の「屋根裏部屋の友だち」であるかのように。いろいろな意味で、本書に登場する多くの人物には弱点があり、その希望と絶望が固くもつれており、幸せを求めていたにもかかわらず、夢は破れてしまった。逆説的ではあるが、女性たちが跡形もなく記録から抜け落ちたようなとき、かの女らが歴史研究者たちを悩ませる致命的な選択をしたことに、わたしは気づかされた。
/『阿姑とからゆきさん』 「日本人読者への「序文」」
#「渺渺録」(企業擬人化)
/『阿姑とからゆきさん』 「日本人読者への「序文」」
#「渺渺録」(企業擬人化)
これも哀れなふねなのだ、とあるぜんちな丸は思った。あるぜんちな丸の妹同様、かつて受けた愛を忘れられないでいる。再びあの愛情を得られないからこそ積極的に捨て去ろうとしている。自ら進んで捨てることで主体性を確保しようとしている。足掻き、苦しみ、悶えている。今持ちえている(ので、あろう)軍艦の威容を誇ろうとする。わが妹とは違い、貨客船新田丸の姿を留めたまま沈没するという栄誉を得ることはなかった航空母艦、冲鷹。
#「海にありて思うもの」(艦船擬人化)
#「海にありて思うもの」(艦船擬人化)
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- 「渺渺録」(企業擬人化)(217)
- 『マーダーボット・ダイアリー』(33)
- おふねニュース(25)
- 「大脱走」(企業擬人化)(21)
- 「ノスタルジア 標準語批判序説」(二次創作)(18)
- 実況:初読『天冥の標』(16)
- 読んでる(14)
- SNSの投稿(14)
- 展示会情報(13)
- 『ハリー・ポッター』(13)
- きになる(13)
- 「海にありて思うもの」(艦船擬人化)(13)
- 書籍情報(12)
- 企業・組織(12)
- 読了(8)
- 「蛇道の蛇」(一次創作)(8)
- 御注文(7)
- 「時代の横顔」(企業・組織擬人化)(6)
- 「空想傾星」(『マーダーボット・ダイアリー』)(6)
- 「徴用船の収支決算」(一次創作)(5)
- おふね(5)
- 「病院船の顛狂室」(艦船擬人化)(4)
- 本(3)
- 感想『日本郵船戦時船史』(3)
- 入手(2)
- 『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』(2)
- 「『見果てぬ海 「越境」する船舶たちの文学』」(艦船擬人化)(2)
- 「人間たちのはなし」(艦船擬人化)(2)
- 『青春鉄道』(2)
- 映画(1)
- 映像(1)
- 「テクニカラー」/「白黒に濡れて」(艦船擬人化)(1)
- 「かれら深き波底より」(一次創作)(1)