喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。絵ログ、お知らせ、日常など。

カテゴリ「土地擬人化」に属する投稿3件]

◎戦時下の埼玉県、もちろん出征している人ばかりなのだけど、県・都市としてなにか象徴的なものはあったのか、といわれると熊谷空襲くらいで、もちろん行間には多くの暴力と御国奉公があったはずなんだけど、埼玉県は「近代」と共犯者になり得たんだろうか、帝国日本の都道府県として、と思う時がある
◎でも埼玉県には帝都たる東京があったから、根強く支えていたはずだから、それを…… クソッまた東京かよ

土地擬人化

◎私も土地擬をしてみたいけど、艦船はともかく、土地や風土というものは実地調査が必要だと思っており、関東民なら関東の土地が良いのかもな~とは少々思っている
◎都市としての東京(あるいは関東一辺)が好きだけど、もういっそあまり好きでもない我が埼玉に視点を当てて、よく語られる「埼玉の地方性(東京のベッドタウンとして)」と、ダサイタマというワードに隠されがちな埼玉の密かな中央性に歴史的回顧を持って投影する感じの…
◎埼玉県は戦争の大きな被害は熊谷空襲くらいしかなかったようだけど、関東大震災では被災がありここにも虐殺はあったようす
◎熊谷空襲という唯一の経験を、 ←?
◎郷土愛がない、しかしこの愛の無さからすべてを始めるしかないようにも思える
◎埼玉鉄道文学(?)やはり池袋を含めるか含めないか問題が、序文では触れられるのだろう…
◎鬼電のような東武アプリの東武東上線の遅延通知と病んだ恋人の類似性を、埼京線の他人事のような明るさと美しさとそこに漂う殺気を、東武デパートと丸ノ内線改札前の空間の余白を、池袋に至るまでの路を文学として昇華することが我々埼玉県民には求められている。埼玉の地方性を主体へと回復すること。

◎東武東上線は埼玉の病んだ恋人だ。鬼電のように彼女の遅延通知がスマホアプリに入るし、それに埼玉は日々振り回されている。大雨が降ったから。車がボロいから。鹿が怖いから。まだホームドアをつける気はなかったから。安全の確認をしたいから。
そんな彼女を宥めすかして池袋という街へ向かうという行為に、地方人としての劣等感を感じるのかというとそんなことはなかった。東京という土地は、しょせん地方人の集まりだということを埼玉は知っていた。
その点、埼玉はむしろ池袋よりも新宿という場と相性がいいはずだった。いいところで東武東上線を捨てるべきかもしれない、と埼玉は思った。早々に副都心線へと乗り換えるのだ。

土地擬人化

九州あたりで擬をしたいと思っているんだけど、住んだこともないし行ったのも多くはない。でもそれを言ったら海外の土地で創作されている方の一部も同様かもしれないし…
→というか、艦船擬人化がいて企業擬人化がいる世界に、土地擬人化もいるのだろうか。そしたら三菱が花婿(主人)で長崎が「蝶々夫人」になってしまうけど……
→そして……ふねが…子ども…?
→子どもたって海軍の子かもしれないし船会社の子どもかも知らん

…大陸への国内最前線が長崎であり、その母なる土地、母なる揺りかごに揺られて育って恩返しを願ったのが長船だったから、二人の子どもたるふねたちは元気な赤子として生まれよく肥えた。そののち、ふねぶねは海軍の子あるいは船会社の子として素直に海を生きて、やはり海外進出のためのよい先鋒となった。両親の愛を享けて生まれ、育て親の情を一身に受けた子、親たちにいっとう似た、聞きわけのよい可愛らしい子どもたちだった。

艦船擬人化,企業・組織擬人化,土地擬人化