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カテゴリ「艦船/〃擬人化」に属する投稿[136件]
2025年9月15日 この範囲を時系列順で読む
2025年9月13日 この範囲を時系列順で読む
戦艦土佐は英米ほか…と結んだ軍縮条約のため、造っている途中で廃棄し、自沈させた艦です(1925年自沈)
姉妹艦が戦艦加賀で、こちらは空母に改造されて、中国を爆撃したり真珠湾攻撃(1941年)をしたりする…艦です
土佐は世界平和のために、と言われて自沈したのにこのざま(太平洋戦争)だよ……となる 👈ここがサビです
姉妹艦が戦艦加賀で、こちらは空母に改造されて、中国を爆撃したり真珠湾攻撃(1941年)をしたりする…艦です
土佐は世界平和のために、と言われて自沈したのにこのざま(太平洋戦争)だよ……となる 👈ここがサビです

敗戦直後の長崎で戦艦土佐の幻影に謝罪する三菱重工さんの漫画、そのうち仕上げたい
戦没した艦は「完了」であっても、未成艦は「むざむざ捨てた」もの、という製品への認識の御社を……
#「渺渺録」(企業擬人化)
草案の小説(同てがろぐ)
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2025年9月12日 この範囲を時系列順で読む
2025年9月8日 この範囲を時系列順で読む
1941年11月中旬 東京の料亭
対米戦争開戦の決断迫る。長い航海を終え海外から引揚をすませた浅間丸が神戸に到着した11月26日には、単冠湾の機動部隊はハワイに向けて東進を開始する。そして11月30日、浅間丸は海軍の徴傭命令をうけて横須賀鎮守府所属輸送船となる。徴傭料は「市場徴傭料ノ変動甚シキトキハ改定スルコトアルヘシ」という但し書きつきで、月額12万553円91銭に決められたという。この日の御前会議で対米英蘭戦を決定し、翌12月2日、大本営陸海軍部は武力発動のX日を8日と決め、予定通りの攻撃を命じる。
浅間丸を含めた船舶の2529隻がこの日までに34パーセントが陸軍に、27・5パーセントが海軍に徴傭され、そのほとんどが海上輸送という任務のためにまともな武器も護衛もない火の中の海に投げ出されることになる。
#「病院船の顛狂室」(艦船擬人化)
対米戦争開戦の決断迫る。長い航海を終え海外から引揚をすませた浅間丸が神戸に到着した11月26日には、単冠湾の機動部隊はハワイに向けて東進を開始する。そして11月30日、浅間丸は海軍の徴傭命令をうけて横須賀鎮守府所属輸送船となる。徴傭料は「市場徴傭料ノ変動甚シキトキハ改定スルコトアルヘシ」という但し書きつきで、月額12万553円91銭に決められたという。この日の御前会議で対米英蘭戦を決定し、翌12月2日、大本営陸海軍部は武力発動のX日を8日と決め、予定通りの攻撃を命じる。
浅間丸を含めた船舶の2529隻がこの日までに34パーセントが陸軍に、27・5パーセントが海軍に徴傭され、そのほとんどが海上輸送という任務のためにまともな武器も護衛もない火の中の海に投げ出されることになる。
#「病院船の顛狂室」(艦船擬人化)
それぞれの地獄、彼女だけの地獄
野蛮な時代の波の上に彼女たちは揺蕩う、といえばそれは少し違うかもしれない。二十世紀までの人間たちはいつ如何なる時も野蛮であったし、ふねはそれらと共にあっただけであった。何度も続いてきた野蛮のとりわけ野蛮な時代に彼女らは揺蕩う。そして彼女ら、多くは1930年から後半にかけて勢ぞろいした日本商船隊にとっての"とりわけ野蛮"は太平洋戦争であった。
この試みは一つの仮定である。ふねたちに人間の似姿がいたとしたら、という突飛な仮定にすぎない。ただその仮定により滲み出てくる可能性を描いていきたい。戦場だった海に、いまはただ鉄屑として沈んでいる艦船たちを、つむぐ言葉と引く線でまるで生きていたかのように形容し、飾りたて、白黒の映像と写真の世界に色を添え、音があるように描写し、匂いを錯覚させ、彼女らの属していた海を描き、彼女らが自由だった海を描き、海を荒立たせは彼女らを溺れさせ波を荒立てせては小舟のように翻弄させ、あるいはその波間のうえでの誇りを描き、繁栄させては彼女らを微笑ませ衰退させては彼女らを沈黙させる、そのことにより、なにかしらの視点が生まれるのではないか。たとえば、そこにあったはずの数多の生への視点とか。
この物語の多くは「海を荒立たせは彼女らを溺れさせ波を荒立てせては小舟のように翻弄させ」「衰退させては彼女らを沈黙させる」時代を描いたものになるだろう。だがその中にも幸福や栄光、ちょっとしたきらめき、うつくしいものがあった。その一欠片を一欠片ずつ拾い集める作業のような物語でありたい。また、うつくしかったものとうつくしかったもの、あったものとなくなってしまったもの、その落差を色彩、いわば黄金時代の極彩と戦時下の灰色で描いていく。もちろん"灰"とは戦争、軍属、特設の艦艇、軍艦である状態に置かれたことの隠喩である。
彼女らはそれぞれの顔があるだろう。幸せな表情や、苦悩に満ちた顔をするだろう。うつくしい顔をするだろう。しかしそう考えたときに思い浮かんだのは、現実と追憶の急激な落差についていけず笑うしかなかった人間たち、そしてふねたちの引き攣った笑み、それのみであった。
#「病院船の顛狂室」(艦船擬人化)
野蛮な時代の波の上に彼女たちは揺蕩う、といえばそれは少し違うかもしれない。二十世紀までの人間たちはいつ如何なる時も野蛮であったし、ふねはそれらと共にあっただけであった。何度も続いてきた野蛮のとりわけ野蛮な時代に彼女らは揺蕩う。そして彼女ら、多くは1930年から後半にかけて勢ぞろいした日本商船隊にとっての"とりわけ野蛮"は太平洋戦争であった。
この試みは一つの仮定である。ふねたちに人間の似姿がいたとしたら、という突飛な仮定にすぎない。ただその仮定により滲み出てくる可能性を描いていきたい。戦場だった海に、いまはただ鉄屑として沈んでいる艦船たちを、つむぐ言葉と引く線でまるで生きていたかのように形容し、飾りたて、白黒の映像と写真の世界に色を添え、音があるように描写し、匂いを錯覚させ、彼女らの属していた海を描き、彼女らが自由だった海を描き、海を荒立たせは彼女らを溺れさせ波を荒立てせては小舟のように翻弄させ、あるいはその波間のうえでの誇りを描き、繁栄させては彼女らを微笑ませ衰退させては彼女らを沈黙させる、そのことにより、なにかしらの視点が生まれるのではないか。たとえば、そこにあったはずの数多の生への視点とか。
この物語の多くは「海を荒立たせは彼女らを溺れさせ波を荒立てせては小舟のように翻弄させ」「衰退させては彼女らを沈黙させる」時代を描いたものになるだろう。だがその中にも幸福や栄光、ちょっとしたきらめき、うつくしいものがあった。その一欠片を一欠片ずつ拾い集める作業のような物語でありたい。また、うつくしかったものとうつくしかったもの、あったものとなくなってしまったもの、その落差を色彩、いわば黄金時代の極彩と戦時下の灰色で描いていく。もちろん"灰"とは戦争、軍属、特設の艦艇、軍艦である状態に置かれたことの隠喩である。
彼女らはそれぞれの顔があるだろう。幸せな表情や、苦悩に満ちた顔をするだろう。うつくしい顔をするだろう。しかしそう考えたときに思い浮かんだのは、現実と追憶の急激な落差についていけず笑うしかなかった人間たち、そしてふねたちの引き攣った笑み、それのみであった。
#「病院船の顛狂室」(艦船擬人化)
2025年9月6日 この範囲を時系列順で読む
2025年9月2日 この範囲を時系列順で読む
2025年9月1日 この範囲を時系列順で読む
2025年8月26日 この範囲を時系列順で読む
2025年8月22日 この範囲を時系列順で読む
2025年8月18日 この範囲を時系列順で読む
2025年8月15日 この範囲を時系列順で読む
2025年8月14日 この範囲を時系列順で読む
セリフでは新字体でいいけど、漫画で看板や旗を手描くのなら、愛国丸→愛國丸だし浅間丸→淺間丸なんですよね…忘れそう
2025年8月10日 この範囲を時系列順で読む
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2025年8月9日 この範囲を時系列順で読む
2025年8月8日 この範囲を時系列順で読む
2025年8月7日 この範囲を時系列順で読む
2025年8月5日 この範囲を時系列順で読む
NCA、日本貨物航空さんのお父さんが日本郵船さんで(御覧の通り過去形だが)、氷川丸さんのお父さんも郵船さんなの良いよね ここに擬人化を描く時の良さみがある
2025年8月3日 この範囲を時系列順で読む
2025年7月26日 この範囲を時系列順で読む
2025年7月18日 この範囲を時系列順で読む
2025年7月17日 この範囲を時系列順で読む
2025年7月14日 この範囲を時系列順で読む
たとえば戦前・戦中に愛国丸 という船が居て、彼女は貨客船として完成したにもかかわらず、次の日に海軍に徴用されて特設巡洋艦となりました。
貨客船として完成したので、内装や、その設計などもしっかり豪勢に作られていました。それも戦争で特設巡洋艦になることで無意味となりましたが。
私のTLでは半ば常識と化していますが、そういう話を知らない方たちも大勢いるので、そういうことを漫画で表現して発信したいと思いますね……。
貨客船として完成したので、内装や、その設計などもしっかり豪勢に作られていました。それも戦争で特設巡洋艦になることで無意味となりましたが。
私のTLでは半ば常識と化していますが、そういう話を知らない方たちも大勢いるので、そういうことを漫画で表現して発信したいと思いますね……。
2025年7月11日 この範囲を時系列順で読む
2025年7月8日 この範囲を時系列順で読む
ひとつ下にある下部船倉に海水が奔流して来た。そこにいた多数の兵が絶叫をあげながら、水に飲まれていく。 「それは、声というより、まるでブタが絞め殺される時のような悲鳴でした。それが、何度も、何回も続いたんです」「あの精強をうたわれた将兵が、そんなふうに命を奪われていく。たまりませんでした」
/『撃沈された船員たちの記録』
#「渺渺録」(企業擬人化)
/『撃沈された船員たちの記録』
#「渺渺録」(企業擬人化)
- 「渺渺録」(企業擬人化)(219)
- 『マーダーボット・ダイアリー』(33)
- おふねニュース(25)
- 「大脱走」(企業擬人化)(21)
- 「ノスタルジア 標準語批判序説」(二次創作)(18)
- 実況:初読『天冥の標』(16)
- SNSの投稿(15)
- 展示会情報(14)
- 読んでる(14)
- 『ハリー・ポッター』(13)
- きになる(13)
- 「海にありて思うもの」(艦船擬人化)(13)
- 書籍情報(12)
- 企業・組織(12)
- 読了(8)
- 「蛇道の蛇」(一次創作)(8)
- 御注文(7)
- 「時代の横顔」(企業・組織擬人化)(6)
- 「空想傾星」(『マーダーボット・ダイアリー』)(6)
- 「徴用船の収支決算」(一次創作)(5)
- おふね(5)
- 「病院船の顛狂室」(艦船擬人化)(4)
- 本(3)
- 感想『日本郵船戦時船史』(3)
- 漫画(2)
- 映画(2)
- 入手(2)
- 『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』(2)
- 「『見果てぬ海 「越境」する船舶たちの文学』」(艦船擬人化)(2)
- 「人間たちのはなし」(艦船擬人化)(2)
- 『青春鉄道』(2)
- 映像(1)
- 「テクニカラー」/「白黒に濡れて」(艦船擬人化)(1)
- 「かれら深き波底より」(一次創作)(1)