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喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。絵ログ、お知らせ、日常など。最下部にカテゴリー・タグ一覧あり。

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2025年10月3日 この範囲を時系列順で読む

旅行に行きました!これは地元のごはん!チェキ!みたいなインターネット・SNSの旅行記事を装った、だけど装っただけの内容と構成が虚構の『アウステルリッツ』っぽい小説、可能性が無限にある

昨日のリソグラフは金、青、もも色だけでなく、もう1色追加すべきだった 数百円しか変わらないし絶対に…

『沖縄の戦後思想を考える』の「わたくしは××だと思いました」口調は一種の恐縮だろうし、その恐縮というのは著者の言葉で言うなら著者が「非沖縄人」であるところから発しているように思える 「恐れながら申し上げます」的な姿勢であり、また言祝ぎというか祈りでもある

先日のメモ 曰く「A5 2段 900-1400字ほど」らしい

一日900-1400字ほどの日記を書けないだろうか

普段は「マジのマジで…」などの言葉づかいの私ですが、『沖縄の戦後思想を考える』のように「わたくしは××だと思いました」口調でなにかを語るエッセイを書いてみたい気持ちがあります。これは祈りの文体なので…

2025年10月2日 この範囲を時系列順で読む

リソグラフ(レトロ印刷)で原稿を作るコツ

①主線を書かずにグリグリと塗るように絵を描いていく(これは主線なしのイラスト自体に言える)
②レイヤーを通常ではなく乗算にして作る(インクの混色が表現できる)

かもしれない

本を読まな過ぎて、「描きたいもの」が霧散している 本を読んでエンジンを掛ける

『ゴールデンカムイ』で東京が霞むほど遠く、北海道の軍人の呼ぶ「中央」がほとんど他人事か幻想にでも聞こえるように、そもそもその地の人々はその地をこそ中央と呼び、認め、地理を把握していたのではないか、と感じていたのだが(教科書で使われる地図は「お上品」な認識すぎる)、「琉球弧」(ここではヤポネシア論におけるもの)という考えがあるのか…

那覇を中心に考えると、東京とマニラはほぼ同じ距離らしいです

(『沖縄の戦後思想を考える』)

感想思念・雑感

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色味的にはこちらのほうが近くて、ほんとうは優しくかつ深い緑青があればよかったのにな…と

とはいえインクの色の出方は紙によっても違うので、レトロ印刷は「あきらめ」も重要だ

#船舶装飾考

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ダイヤモンドメモS 好きですね

もも色はともかく、青はマジの青なので(この画像の様に緑がかっていない) 見本とはだいぶ違う気がする 運試しだ

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入稿しました 早いな
#船舶装飾考

煙突にももを入れて、濁らせた方が良いな 青だけでは薄い

#船舶装飾考

2025年10月1日 この範囲を時系列順で読む

今!?改めて!?という感じですが、昔200ページ超のフルカラー漫画を描きました。
『大脱走』といいます。サイトとpixivですべて読めます。よろしく。

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#「大脱走」(企業擬人化)

艦船/〃擬人化企業・組織/〃擬人化

日本郵船さんが浅間丸のことを「客船」と呼んでいるのがやっぱり好きだ

艦船/〃擬人化企業・組織/〃擬人化

先日の郵船さんの広告の貨客船の部分、現在の企業として日本郵船が貨客船をどう捉えているのかわかってニコ…となる。

企業・組織/〃擬人化

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#書籍情報

企業・組織/〃擬人化

2025年9月30日 この範囲を時系列順で読む

海軍さんのこっくりさん事情、あまりくわしくないので調べたい 調べてどうする感あるけど…

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こっくりさん同好会なのは冗談ではなくて事実

艦船/〃擬人化

この人絵が上手いな…と感じた人たちの共通点が「人体を描くのが上手い」であり、自省した時に私の絵に人体の思想などなかったため、ここ一年近くは人体を考えて描くようにしている





#おふねニュース

良すぎ

艦船/〃擬人化企業・組織/〃擬人化

「渺渺録」エピグラフは「七ツ八ツからカンテラ提げて 坑内下がるも親の罰」にしたいんですけど、一つは親=人間の親や先祖や国家、あるいは船にとっての会社・組織、もう一つは子がその系譜にあって、あまりに長く親の親からその体制が続いてきたことで個人一代ではどうにもならなかった時代とその一生を描きたい、という想いで…(ろくろ)

『大脱走』(合冊版)の表紙に「Escape from the old system(旧体制からの逃走)」と書かれているのはご存知でしょうか…

#「渺渺録」(企業擬人化)

企業・組織/〃擬人化歴史・時代/〃もの

与論島とか関係なく「いいたいこともいわないことだけが島のものたちを集団化させていたのかも知れない」という言い方、自省の姿勢、事象の反省文、自分たちの「今まで」の回想のことば 凄まじいな

"しかしわたしの気持の中には与論のものだけはなんとかまとまって行こうという気持が強かった。そのためいいたいこともいわず同郷者の集まりでもその事はタブーというものがあった。いいたいこともいわないことだけが島のものたちを集団化させていたのかも知れない"…

 ――ちなみに若松さんの月給はなんと四万円に満たない。若松さんが、踏切小屋に閉じこめられて十年が経った。彼は自戒をこめて次のように語っている
「長い間の奴隷労働からきた会社に対する憎悪の気持と会社を親とする思想とが交錯してすっきりといかなかった。それと同時に与論的なものは古いという考え方とゴンゾーに対するコンプレックスがあって、それらの逃避の思いがからみ合って階級的にぴしっといかなかった。
 闘争中一緒に働いた島の仲間が段々と脱落していった。しかしわたしの気持の中には与論のものだけはなんとかまとまって行こうという気持が強かった。そのためいいたいこともいわず同郷者の集まりでもその事はタブーというものがあった。いいたいこともいわないことだけが島のものたちを集団化させていたのかも知れない。そのことは労働者としては妥協ではないかと思うことが度々ある。三池労組でも割れさせないために沈黙するという面がある。それが今の運動を衰退化させ組織の形骸だけを残すという結果になったのかも知れんな。」
 そして最後に昨年六月島を訪れた時の後日譚を私たちに開かせてくれた。
「あの時みんなは大歓迎されて感したけどな、島じゃ戦々恐々だったらしいよ。今度大牟田から三池弁議とやらで負けたアカの筋金入りばかりが島にやってくるらしい、ということでな。ところが来てみると、なんともおとなしい。なにもしないで引揚げてくれたということで、島の地政者は、ほっと胸を撫でおろしたそうな」
 若松さんは訪島の折、与論を体ぢゅうで感じとりたいと、ひとり海辺に寝ていたのであった。

/森崎和江 川西到『与論島を出た民の歴史』

#「渺渺録」(企業擬人化)

引用企業・組織/〃擬人化歴史・時代/〃もの

「渺渺録」3話目のネームが進まない理由、インプットが少ない…インプットしたのがずいぶん前…のせいだ 本を当たろう

今月描いた絵を晒そう インターネッツ人間すぎて「晒す」という言葉にひたすらネガティブなイメージしかなく、もうすこし別の言葉がないかな…と思うけど、普及率(使用率と使用年月)が高すぎてもう変わらないだろな

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艦擬あるいは船霊(とこの世界線で呼ばれる、ふねが人のうつしみを持った存在)
一応ふねの幸福の表象扱いはされるのでそれなりに丁重に可愛がられている なので海軍籍だって多少冗談を言ったりいたずらもしたりする これは瑞鶴

艦船/〃擬人化

「筆者のルサンチマンでこういう話になった」と「筆者が血液型A型だからこういう話になった」知りもしない他人が言うこととして両者はあまり変わらない気がする
#『ハリー・ポッター』

感想

『ハリー・ポッター』にある一種のルサンチマンが好きだけど、何かの作品に「筆者の個人的ルサンチマンを感じる」とか言うのは好きではない
が、明らかに筆者はこの××というテーマに対してなにかあったの?みたいなものはある
#『ハリー・ポッター』

感想

屁理屈こねてないではやく3話目のネームを完成させたい

『この世界の片隅に』最後の結末に納得できないという声→今よりも子どもを貰う行為は普通だった「それも、名家とかじゃなくふつうの家でも」
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「女の子に母親だけしかおらず、その母が心労たたって病死してしまった時の悲しみ」と、「B-29が飛んできてその空襲で母親が焼死してしまった悲しみ」って、個人からしてみればたぶん同じ感情ではある

ただそれを戦争=ナショナルな事象という枠で俯瞰して時に、語り方には違いが出てくるはずで

思念・雑感歴史・時代/〃もの

じつは私は「兵器という大型機械が思い通りすぐに作動しない」描写が大好きで、高射砲がすぐに旋回しない(「アルキメデスの大戦」冒頭にあった記憶)とか、戦車の主砲を向けるのに手力だと時間がかかる(ガルパンにあった)とか、あるいは航空母艦に向けられた急降下爆撃だって爆弾が当たるまでに乗組員たちには数秒の「ア…!」があったはずで、だからといって筆者がこれが好き!と言ってこだわりを持って描いたとして読者のどれほどがそこに美学を感じてくれるのか謎 まだ感情に訴えた方がいい

あとこの数秒の「ア…!」にまったく関係のない、例えば一人キャンプが好きで時折漫画を読むのが趣味くらいの読者に、もし私がガチガチに知識があったとして仔細を緻密に描写したところで、それが上手く伝わるのか、むしろ一周回って「こんな世界ありえないだろw」にならないのか考えるときはある   

『この世界の片隅に』で最後に子どもを拾う描写を「現代的な倫理観で萎える(うろ覚えだけども、こんな感じの大意)」と投稿していた方がいらっしゃって、そんな感じになる可能性もある(当時「戦災孤児を養子にする」のはよくあることだったが、その事実があまり有名ではない)

思念・雑感歴史・時代/〃もの

出張編集部で「読者は世界観ではなくてキャラクターが見たくて、このキャラが知りたいとか好きだとか、そういうものを求めている」と仰っていた編集者さんがいたのが記憶に残っていて、(それに私が同意するかはともかく)商業漫画はキャラクターに「共感したい」物語を求めているという意味だったのだけど、ということは戦争漫画はつまり"読者が戦争や時代が見たいのではなくて、登場人物が好きだとかもっと知りたいとか共感したい"にも成りえるのかな…とぼんやり…

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