喫水はまだ甘くまだ浅くある

2024年3月 この範囲を時系列順で読む

教会堂は徴用され信徒たちも応召し、また九州や台湾に疎開し、牧師も疎開の引率者、徴用、戦火を避けて、軍に睨まれていることを知って犬死したくないと沖縄を去った、ある者は戦場に消え、ある者は土竜のような生活で生きのび、ある者はスパイ容疑で殺され、少なくない者が栄養失調やマラリアで死んだ。
戦争が終わった時には教会は跡形もなく、会堂は戦火で破壊され尽くされていたし、生きのびた信徒は他の生きのびた信徒の行方も知らなかった、強制疎開、徴用もあったから逃げることは悪ではなかった、にも関わらず、教会が下した「判断」とそこから起こった状況への対応に問題を感じる。
というのは、沖縄の教会の問題は他府県出身の牧師たちが引きあげたからだと考えていたが、その中には沖縄県出身の牧師もいた、また戦火で信徒が全滅したわけでもなかった、沖縄の教会は、迫りくる戦争と疎開政策の中で為された教職と信徒の「決意と行為」によって、自然消滅したのである。…

という意味合いの『国家を超えられなかった教会』の文章、ここまで冷静に挫折を語る文章はまたとない。

感想 '

『国家を超えられなかった教会』も読まねば…

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以下ツリーをご参照ください。#企業擬人化 #「大脱走」

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原武史『「民都」大阪対「帝都」東京 思想としての関西私鉄』読んでいる。良い。原武史先生の本を読んでいると土地擬+駅擬をしたくなる。

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2024年2月 この範囲を時系列順で読む

サイトに記載してあるようにtumblrを更新することが多いのですが、見づらいのはあると思うので サイトに統合したい

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サイトの更新を色々としました どんどん追加したい

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今更ですが、コミティアありがとうございました。
Twitterという大きなプラットフォームがガタガタで、今更pixivとも言えないし、個人サイトも完全に趣味の世界だし……な今、どこに作品を上げるか、またそれらは見られているのか、という事を考えた時にオフラインイベントで見てもらえることは直截的で、純粋に単純に嬉しくなりました。差し入れ、ご感想などとてもありがたいです。精進していきます。

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艦艇の船主はすでに亡く、また組織・省庁に近かったが、特設艦船の船主はいまだに現役で企業なので、そこを別の企業が公式で扱う時にどうなっているんだろう……とはいつも思っている
「他社・他団体に利権があるものを他社が擬人化する」といえばウマ娘の「二次創作のガイドライン」(暴力的や性的描写禁止)も思い出すのだけど
御社の中の人たちが「本船(自社船)が大破して服が脱げたりする描写」を真剣に侃侃諤諤することもあったのかしら…というダメな妄想を一日していた

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か…艦これに平安丸⁉️

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"この問題提起は一員である自分にも矛先を向けたもの"という一文から始まるけど、歴史という深淵をしげしげ鑑みる時に、またそれを自分の言葉に紡ぎ直すときに実はいちばん重要な気がしている

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ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景 京都大学人文科学研究所准教授・藤原辰史 https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/2929...

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昔、独自ドメインをノリで契約したものを放置しているので使おうと思ったのですが、移管に手間がかかり、また何かあった時に七面倒な気もするのでしばらくはこのままにしようと思いました。次の更新まで全く使わなかったら解約するつもりです(元々解約予定だったのにし損ねてしまった)。

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最近はブルスカって悪くないね……となっています。あとはupnoteやnotionをいじりつつ、Discordをひっくり返しつつ。
サイトが更新できていないので手をつけたいです。

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『大脱走 中』に投票してくださった方、ありがとうございました。
最近沈殿しているのだけど、やはり楽しく創作していきたいね。

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政治的な言葉で語られ、縁取られていく人間や事物の姿は、こう在り、こう在るべきものとして、すでに価値や意味付けによって作り上げられ、規定されたものばかりのように思えてならなかった。
社会性、という言葉が気になった。
社会的実存、という言葉も気になった。

社会性という言葉は、政治性、時事性という側面を強く含むことが多いが、この言葉の真の意味は、決して幅の狭い視野では収まらない深遠な立体性を背景にしている。社会的、あるいは、社会性という言葉に対する一方的な意味付けや誤解から、この言葉自身を先ず解放する必要さえある。もちろん社会的、社会性という言葉を狭義に時事的な意味合いにのみ使っている場合は別だが、しかし、それこそこの言葉たちを一定の価値の中に落としこめて来た大きな原因でもあったのだ。
/李良枝『石の聲 完全版』

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