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喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。絵ログ、お知らせ、日常など。最下部にカテゴリー・タグ一覧あり。

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#感想 #書いた小説・文章
#船擬 ##マダボ ##渺

良い…と思ったらぜひ押してやってください(連打大歓迎)

2025年5月29日 この範囲を時系列順で読む

Excel・Googleスプレッドシートで年表を作っていると、時おり手元が狂って事件が一年繰り上げ繰り下げてしまうし、それに気づかないまま引用をくり返してしまいそうになる

昔のものは、列を月ではなく内容ごとで分けていた

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これが一番無難な気がしてきた

ボタンポチポチありがとうございます~

2025年5月28日 この範囲を時系列順で読む

郵船さんもしかして中の人変わった?

私の創作は小説にも漫画にも、映画的情景が薄すぎるというか……特に漫画は折角情景を視覚的に描いているのだから「劇的な瞬間」をえがきたい

我々が公式アカウントを覗いている時、公式アカウントも我々を覗いているのだ…

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「永遠のいのち ふたたびの海の話」個人的に気に入っている話です。話というか漫画というか

一次創作や時代ものを描きたいけど、やっぱりふね擬も描きたいなぁ…

2025年5月27日 この範囲を時系列順で読む

ボタンポチポチありがとうございます。
下記した通り、押した数が可視化されると押す側も楽しくなるじゃん?と思ってボタンを変更したのですが、普通に押される側も楽しくなります

九州の話のちょいちょい背景に見切れて出てくる話にまったく関係ないけど圧倒的な八幡製鉄所、好きすぎる

ボタンポチポチありがとうございます なんか…いいね…

自家製コピー本は軽率にフルカラーに出来るので良いかもしれない。これからも作ろう。

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描きました コピー本の表紙予定です

セーブ厨だからクリスタで何度も同期をしてしまう…

ここのいいねボタンだけ変更してみました。(作品ログのものは変更なし)

なんか…数字が可視化されたほうが、押してる側も楽しいかな……って……

2025年5月26日 この範囲を時系列順で読む

言い忘れてたね。バークリーで専攻変えたんだよ、作曲に。うん、自分で見切りつけたっていうか。日本じゃこれでも将来を嘱望されてたんだけど、自分で言っても信用されないって?ほんとだよ。でもこっちにはぼくくらいうまい奴ごろごろいる。来てすぐの頃、クラスの奴の演奏聞いてさ、チェコかポーランドか忘れたけど東欧から来た奴で、いつもすれた衿のシャツと膝の抜けたズボンの着たきり雀で、英語もすげえ訛りなんだけど、いったんギターの弦に触れたら、もうそこらの景色が変わるっていうか……。それに奴の横顔がね、神様みたいなんだよ、ギター弾いてる間。日頃はどっかのホームレスみたいなのに。

/『傷のあわい』「移民候補生」

感想引用

いいねボタンポチポチありがとうございます!!

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あと重ねて告知しますが、こちらが無配ペーパーとなります。大量にあるので持って行ってください…

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かわいいですね。先日投稿した「朝鮮航路本」の一部です。進捗は可愛くないです

2025年5月25日 この範囲を時系列順で読む

apple penがこころなしか描きづらい…ペン先交換かなぁ

いいねボタンポチポチありがとうございます。
普段は自分のペースでやっているのですが、時折一人でしょげている時があり、そういうときにいいね!ボタンを押されているとありがとう…kissとなります

6/1のコミティアは
1新刊『時代の横顔』
2既刊『大脱走』など
3デカい無配ペーパー
4もしかしたら朝鮮航路の自家製コピー本(100円or200円)

があります。4は完成すればあります。たぶん完成させます。
よろしくお願いします~。

2025年5月24日 この範囲を時系列順で読む

金鶴泳の字 かわいいな

ムヒョロジの粘着質さって何なんだろうな 好きです

いいねボタンポチポチありがとうございます~!!!

小説群を上げました。

身体性

ある種の侵犯行為が身体性を持って迫ってくる話が欲しくて、それは特設艦船に欲しくて、なぜなら彼ら(彼女ら)は身を改造されて軍隊に統合されるからで、でも侵犯行為が身体性を持って身に迫ってくる話というべきものは性的なものとは分離し難く、しかしふね擬で性的なものなど描く気がない、という話
軍隊でのなじめなさ、性的な緊張感、自分は人間でないこと(それが特権であり孤独であること)、生理があること、子どもは産めないこと、それでも生きなければならないこと、死と沈没の区別がつくこと、人間にそれらを混同されること、血を被ること、かつての華やかな航路、ドロッとした海、生臭い潮の匂い、改造時にどこかへ行ってしまった鮮やかな梅色のソファ、戦闘詳報と航海日誌のあいだ……

小説(&フィクション的文章)艦船/〃擬人化文章(全て)

無題

 熊谷空襲というほぼ唯一の経験を、埼玉はまるで不良が軽犯罪を隠すように、自虐的な傷か自慢か何かとして胸に秘めていた。江戸時代を越えればいっそう薄くなる年表が示すのは、埼玉は近代の参加者にはなれなかった事実だった。もちろん出征する兵士を見送った。還って来たあまたの死があった。自分の身の上を走り去っていった多くの人びとがいた。でもそれで終わりだった。
 それを軽微な損失と誇ればいいのか、別のところの(それこそ帝都東京などでの)末端の歯車だったと自分を責めればいいのかわからない。ただわかるのは、自分が主体となった戦争経験は熊谷空襲だったこと。埼玉は戦場ではなかった。南洋へ大陸へ送り出す港も海も持たなかった。でも、空襲は戦争のひとかけらで、戦争は近代の申し子だったから、戦争と埼玉とが交差したあの瞬間だけは、埼玉も近代の参加者となった。

小説(&フィクション的文章)土地/〃擬人化文章(全て)

池袋へ

東武東上線は埼玉の病んだ恋人だ。鬼電のように彼女の遅延通知がスマホアプリに入るし、それに埼玉は日々振り回されている。大雨が降ったから。車がボロいから。鹿が怖いから。まだホームドアをつける気はなかったから。安全の確認をしたいから。
そんな彼女を宥めすかして池袋という街へ向かうという行為に、地方人としての劣等感を感じるのかというとそんなことはなかった。東京という土地は、しょせん地方人の集まりだということを埼玉は知っていた。
その点、埼玉はむしろ池袋よりも新宿という場と相性がいいはずだった。いいところで東武東上線を捨てるべきかもしれない、と埼玉は思った。早々に副都心線へと乗り換えるのだ。

小説(&フィクション的文章)土地/〃擬人化文章(全て)

中央性

鬼電のような東武アプリの東武東上線の遅延通知と病んだ恋人の類似性を、埼京線の他人事のような明るさと美しさとそこに漂う殺気を、東武デパートと丸ノ内線改札前の空間の余白を、池袋に至るまでの路を文学として昇華することが我々埼玉県民には求められている。埼玉の地方性を主体へと回復すること。

小説(&フィクション的文章)土地/〃擬人化一次創作文章(全て)

うつくしい子ども

大陸への国内最前線が長崎であり、その母なる土地、母なる揺りかごに揺られて育って恩返しを願ったのが長船だったから、二人の子どもたるふねたちは元気な赤子として生まれよく肥えた。そののち、ふねぶねは海軍の子あるいは船会社の子として素直に海を生きて、やはり海外進出のためのよい先鋒となった。両親の愛を享けて生まれ、育て親の情を一身に受けた子、親たちにいっとう似た、聞きわけのよい可愛らしい子どもたちだった。

小説(&フィクション的文章)艦船/〃擬人化企業・組織/〃擬人化土地/〃擬人化文章(全て)

船商売

「……なんや、わかっとったくせに。ちゃんと知っとったくせに」「ああ」「誇らしかったやろ信濃丸が」「ああ」「欧州大戦は儲かったわなぁ」「ああ」「泡銭で嬉しくなった?」「ああ」「結局それだけの話やった」「泡食ってしまうな」「これがホンマの水商売ってやつやな」

小説(&フィクション的文章)企業・組織/〃擬人化文章(全て)

どこか、で大勢のうつくしい船客に囲まれて、風船と紙吹雪が舞い、ワインと料理が並び、歓呼、歓声、声、声、楽団の楽器の音色、拍手、囃す口笛、漣のように寄せては引いていく幸福感に包まれて、ただ海、そこにあり、しかし海、その空想にしかおらず、存在しない永遠の航海を往く未就航または未完成の船

小説(&フィクション的文章)歴史・時代/〃もの文章(全て)

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