喫水はまだ甘くまだ浅くある

2023年9月 この範囲を時系列順で読む

村上春樹(ここではだいたい呼び捨て)といえば村上春樹アンチが有名

という印象しかない作家だったけど なぜか最近気になる エッセイや翻訳だけでなく彼自身の小説も読んでみよう 『ノルウェイの森』は読みました

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ので紙を持っているけど電子書籍で『村上春樹雑文集』をゲット

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村上春樹先生が同じようなことを言っていたのを思い出した

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絵を描きたくなる欲求は絵を見たときに生まれるのだな…と改めて気づいた

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神保町ブックフェスティバルの日程が決まりましたね!わくわく

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もう少し紙の本を読みたい

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いいねありがとうございます~

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『大脱走 中』原稿がまあまあ進んだ やった~

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サ終したらしんでしまうので広報として投稿しておきます

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アドオンを入れれば右クリックだけで保存できるのも良いです

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Eagle 買い切りで3~4000円です
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Eagleという台湾製のデータ整理のアプリケーションがとても便利で好きです

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『中城ふみ子全歌集』の中でとりわけ印象的だった短歌の一つ「酔へばソフアに眠るてふ手紙に乱されつつをれば花曇りの夜となるらし」の「手紙」は中井英夫との往復書簡のことだったと知って興奮している
中城ふみ子の短歌、挫折した恋や「すでにもう無きもの」を詠ったものが多い気がしていて、そしてこの短歌はその両方ではないので 印象的なのだと思う

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いしかわゆき『書く習慣』読んでいます。ありがちなHOW TO 本なのだけど、それな~と思う技法(「いつか書くは一生書かないので今書け」など)もあれば、なんとなく私が無意識でやっていたものを改めて文章にして提示していてこちらがドキッとしたりする技法(「アウトプットできない時はインプットが足りないのでは?」「『時間を作る』というのは無駄な時間を削ること」)もあり、読んでいてためになります。
あと読みやすくて良い。基礎編なHOW TO本なのもあるし、文章を書くことの本なのでその説明自体が分かりやすく書かれている。たまにはこの類の本も読んでいこうと思いました。

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いいねパチパチありがとうございます~

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政治的な言葉で語られ、縁取られていく人間や事物の姿は、こう在り、こう在るべきものとして、すでに価値や意味付けによって作り上げられ、規定されたものばかりのように思えてならなかった。
社会性、という言葉が気になった。
社会的実存、という言葉も気になった。

社会性という言葉は、政治性、時事性という側面を強く含むことが多いが、この言葉の真の意味は、決して幅の狭い視野では収まらない深遠な立体性を背景にしている。社会的、あるいは、社会性という言葉に対する一方的な意味付けや誤解から、この言葉自身を先ず解放する必要さえある。もちろん社会的、社会性という言葉を狭義に時事的な意味合いにのみ使っている場合は別だが、しかし、それこそこの言葉たちを一定の価値の中に落としこめて来た大きな原因でもあったのだ。
/李良枝『石の聲 完全版』

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