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架空反戦記

俳句・短歌

幸福を語り続ける不幸艦「もしも私が人間だとして、」
#傾艦短歌 翔鶴*hide

短歌擬人化

果てのなき太平洋の向こうにはふねたちだけの楽園あるらし
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

艦隊の征く果て淡き蜃気楼冬に始まり夏に終わるか
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

戦場で硝煙吸えば思い出す金鵄の味を、火気は厳禁
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

碧々と夜空明ければ黎明の光まばゆい両目に染みる
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

軍艦が一隻沈んでいったので人間みたいに花で弔う
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

「嗚呼あのひとも一人の人間だった」人間、と艦を呼ぶことおかしく思い
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

人の死をレンズ通して見送れば、灼熱の海(わたし、の、雷撃)
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

讃美歌を歌いながらも生きること強く願うは軍艦たる故
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

人姿得た身が鈍く沈みゆく「鐵の城」名だけが強く
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

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