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架空反戦記

俳句・短歌

一枚の写真は擦り切れ失って失っていく鮮やかないろ
#短歌*hide

短歌一次創作

大戦はWW 国語には国威があった時代の葬列
#短歌 「WW(ダブリューダブリュー)」*hide

短歌一次創作

悲喜、怒り、恨みに期待、憧憬と、あと「あ、短歌に詠めるやつじゃん……」
#短歌 感情(エモーション)*hide

短歌一次創作

(ここからは我の領域)つまらない御託を並べ守りながらも
#短歌 *hide

短歌一次創作

告別を遂げんとするとき 見境のなき海つねに静寂湛えて
#短歌*hide

短歌一次創作

あいまいに顔は笑みつつマグダラのマリア血潮の匂う戦場(いくさば)
#短歌*hide

短歌一次創作

言葉の発露は暴力に似ててなお詩は連帯と秩序を結ぶ
#短歌 森崎和江が好きだ*hide

短歌一次創作

南極に落としたいのち、(犬たちよ、愛とはだれかを愛さないこと)
#短歌 タロとジロ*hide

短歌一次創作

群青も深まれば黒(夜に往く海に無数の敵潜がいる)
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

被る赤 あるいはワインあるいは血、生まれることは罪を負うこと
#短歌 「命名に際して、赤ワインが用いられるのは、生けにえの血を流す代わりだともいわれる」『われら船乗り―海の慣習と伝説』*hide

短歌一次創作

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