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架空反戦記

俳句・短歌

春の宵何度も生きること誓い
#俳句 *hide

俳句一次創作

永劫の鈍りとぞ知れ蜆汁
#俳句*hide

俳句一次創作

えい船が霞草のように添い
霞草ほど白くない小さくない
艦たちをスイートピーと愛で添って
#傾艦俳句  えい船*hide

俳句擬人化

砕氷艦 孤独に生きよ凍る地が解けることなど知らないままに
#傾艦短歌*hide

短歌擬人化

野火ごとく見ゆる崩壊焼ける街
#二次創作俳句 「アンダーグラウンド」*hide

俳句

実弾や花軍ならできるはず
菊植て名前を託して後にして
国帰り夏隣るを知る砕氷艦
#傾艦俳句 砕氷艦

※花軍(はないくさ)
二組に別れ、花をつけた桜の枝をもって打ち合うことをいう。
※菊植う
菊の根株から別れでた芽を苗床に移植すること。
※夏隣る=夏近し
春もまもなく終わろうという頃、空の色や日差しの強さ、木々の盛んな様子などに夏が近いことを実感する。
*hide

俳句擬人化

塚本邦雄がお友だち 僕たちは日本を語ってその気になって
#短歌*hide

短歌一次創作

凍解を知らずに生きよ砕氷艦
凍返り共に帰りて砕氷艦
南極の風を運んで花の冷え
金盞花灰に映ゆ色()しき色
#傾艦俳句 砕氷艦
※凍解=いてどけ
冬の凍てついた大地が春暖で解けること。
※凍返り=凍返る=いてかえる
春になって暖かい日々が続いたところへ、突然寒い日が舞い戻ること。
※花冷え
桜の咲くころ、急に冷え込むことがある。そのひえびえとした感じを花冷えという。
※金盞花=きんせんか
菊に似た黄色または橙赤色の花。
*hide

俳句擬人化

『地中海世界』のように語りたい愛するものを語る時には
#短歌*hide

短歌一次創作

演劇で震えている手は緊張にあらず不足の酒の中毒
セルビアの憧れつねに向かいおり「ロシアは倒れぬモスクワは死せず」
音楽は好きだ偉大だ喜びも地獄もかき消す何も聞こえず
ドイツ語をしゃべれないことしゃべれないのにしゃべること占領地の咎
#二次創作短歌 『アンダーグラウンド』完全版*hide

短歌二次創作

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