凍解を知らずに生きよ砕氷艦
凍返り共に帰りて砕氷艦
南極の風を運んで花の冷え
金盞花灰に映ゆ色()しき色
#傾艦俳句 砕氷艦
※凍解=いてどけ
冬の凍てついた大地が春暖で解けること。
※凍返り=凍返る=いてかえる
春になって暖かい日々が続いたところへ、突然寒い日が舞い戻ること。
※花冷え
桜の咲くころ、急に冷え込むことがある。そのひえびえとした感じを花冷えという。
※金盞花=きんせんか
菊に似た黄色または橙赤色の花。
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