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	カテゴリ「企業・組織/〃擬人化」に属する投稿[315件](5ページ目)
2025年8月10日 この範囲を時系列順で読む
「その後一年ばかりしてまた作業を始めましたが、それは、日本とロシアとの間の空気が険悪化してきたからではなかったかと思います。……折からの日露関係の悪化が刺激となって、大きな仕掛けで昼夜兼行でどしどし工場が拡張されていきました」と宿老・田中熊吉が回顧(『八幡製鉄所五十年誌』)しているように、軍事的要請によって建設された製鉄所は、その経済的破綻にもかかわらず、侵略的目的を貫徹するために再開された。「日露戦争は官営八幡製鉄所に対し、もはや従前のように製鉄事業経営の可否や収益などを云々することを許さず、一意軍国の急に応ずるべく軍需への対応を至上命令化した」(『八幡製鉄所八十年史・総合誌』)。
一九一〇年(明治四十三年)の日韓併合によって、朝鮮の殷栗、載寧などの鉄山もまた八幡製鉄所の所管となった。軍事力強化のための製鉄所は、増強された軍事力を背景に、アジア侵略の中心となって、日本帝国主義をささえてきたのである。
この年、汽缶場は一三六基、五〇〇本の林立した煙突が昼夜の別なく黒煙を吐いた。洞海湾を前面に構えて、中国、朝鮮と対峙している製鉄所を、田中熊吉はこう表現している。
「日本という巨大な軍艦が、もうもうと黒煙をはき、アジアに向かって突進する。全く頼もしい姿なのだ」(『朝日新聞』西部本社版”八幡製鉄物語”)。
/「ゴールドラッシュの末路」第二章 鉄の流れ 第二部 死に絶えた風景 『鎌田慧セレクション 現代の記録 鋼鉄産業の闇』p209
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
一九一〇年(明治四十三年)の日韓併合によって、朝鮮の殷栗、載寧などの鉄山もまた八幡製鉄所の所管となった。軍事力強化のための製鉄所は、増強された軍事力を背景に、アジア侵略の中心となって、日本帝国主義をささえてきたのである。
この年、汽缶場は一三六基、五〇〇本の林立した煙突が昼夜の別なく黒煙を吐いた。洞海湾を前面に構えて、中国、朝鮮と対峙している製鉄所を、田中熊吉はこう表現している。
「日本という巨大な軍艦が、もうもうと黒煙をはき、アジアに向かって突進する。全く頼もしい姿なのだ」(『朝日新聞』西部本社版”八幡製鉄物語”)。
/「ゴールドラッシュの末路」第二章 鉄の流れ 第二部 死に絶えた風景 『鎌田慧セレクション 現代の記録 鋼鉄産業の闇』p209
#「渺渺録」(企業擬人化)
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2025年8月8日 この範囲を時系列順で読む
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NCAさん 描く前に郵船さんの膝元から巣立ってしまった…
 
 
    
   
  
神ノ池に一つだけ残る掩体壕の中に桜花のレプリカがある。車輪のついた台の上に機体が乗っているのを、桜花の車輪だと思い込んでいた。桜花は着陸しない。従って車輪は必要ない。それに気づいた時、心が震えた。
/『戦争廃墟』
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
/『戦争廃墟』
#「渺渺録」(企業擬人化)
炭坑、与論島、からゆきさん、朝鮮人坑夫、三井三池、三井物産、囚人坑夫、ペリー来航、横浜開港、氷川丸、グラバー邸、長崎造船所、八幡製鉄所、富岡製糸場、近代、東京駅、岩崎弥太郎、泰緬鉄道、満州鉄道、日露戦争、鉄、石炭、信濃丸、……うう…
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
#「渺渺録」(企業擬人化)
三菱重工ってまあ当たり前だけど特攻兵器も作ってるんだよね 今更ながら…
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
#「渺渺録」(企業擬人化)
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鉄鋼産業の闇
>炭鉱と鉄鋼。日本資本主義の出発地点は、矛盾の坩堝でもあった。
>真っ赤な溶鉱炉の火に魅せられた男たちの夢と挫折。日本の高度経済成長を支えた基幹産業の闇に迫る。
#書籍情報
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
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鉄鋼産業の闇
>炭鉱と鉄鋼。日本資本主義の出発地点は、矛盾の坩堝でもあった。
>真っ赤な溶鉱炉の火に魅せられた男たちの夢と挫折。日本の高度経済成長を支えた基幹産業の闇に迫る。
#書籍情報
#「渺渺録」(企業擬人化)
長崎造船所というか三菱重工さんと八幡製鉄所さんの関係性、どちらが偉いとか偉くないとかではなくて(漫画だと八幡さんが偉そうにしているんだけど)、ああいう「戯れ」の関係性なだけ、関係性漫画です
 
 
    
   
  
2025年8月7日 この範囲を時系列順で読む
どうでもいい欲求だけど、企業擬は乗り物擬人化よりも乗り物原型と喋ってほしい欲がある
 
 
    
   
  
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2025年8月6日 この範囲を時系列順で読む
2025年8月5日 この範囲を時系列順で読む
NCA、日本貨物航空さんのお父さんが日本郵船さんで(御覧の通り過去形だが)、氷川丸さんのお父さんも郵船さんなの良いよね ここに擬人化を描く時の良さみがある 
 
 
    
   
  
2025年8月4日 この範囲を時系列順で読む
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2025年8月3日 この範囲を時系列順で読む
親子
愛おしいがそれはかれらが利益を生むからである、けれどわたしはかれらを誇りを持って造ったし、かれらも誇りを持っているだろう、売ることと売られることに価値があり、売られることと売ることに誇りがある、それは互いに生まれながら既に了承しているものであり、そこににんげんのような親-子関係などはない、その間ににんげんたちの下らない感情を差し入れる隙はない、なぜならわたしはかれらを造ったし、かれらはわたしに造られた、そう、わたしは製造会社であり、かれらは製品である、わたしとかれらはその絆でしかと結ばれている、それでいいのだ、それがあるのだから、にんげんのような血の繋がりや遺伝子の類似に何の意味があるだろう、にんげんたちの下らない感情を差し入れる隙はそこにはない
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
愛おしいがそれはかれらが利益を生むからである、けれどわたしはかれらを誇りを持って造ったし、かれらも誇りを持っているだろう、売ることと売られることに価値があり、売られることと売ることに誇りがある、それは互いに生まれながら既に了承しているものであり、そこににんげんのような親-子関係などはない、その間ににんげんたちの下らない感情を差し入れる隙はない、なぜならわたしはかれらを造ったし、かれらはわたしに造られた、そう、わたしは製造会社であり、かれらは製品である、わたしとかれらはその絆でしかと結ばれている、それでいいのだ、それがあるのだから、にんげんのような血の繋がりや遺伝子の類似に何の意味があるだろう、にんげんたちの下らない感情を差し入れる隙はそこにはない
#「渺渺録」(企業擬人化)
2025年8月1日 この範囲を時系列順で読む
吉村昭先生が『戦艦武蔵ノート』で大和ではなく武蔵だった理由を「民間会社だったから」人間臭さが感じられるので…と答えていて、いつ読んでも満面の笑みで頷いてしまう
 
 
    
   
  
企業擬人化で東京駅という装置、しっかり描いていきたい 
 
 
    
   
  
2025年7月30日 この範囲を時系列順で読む
人間がふねを造る時の熱気と熱狂のようなもの、艦船擬人化で描くと「造られた側」の話になることが常なので、企業擬人化では「造る側」を描いていきたい
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
#「渺渺録」(企業擬人化)
2025年7月29日 この範囲を時系列順で読む
 戦争によって故郷へと追いかえされた、と思っているからゆきさんである。兄あるいは弟を「男にしてやりたい」と出稼ぎに行き、幾度かに及ぶ送金で、わずかな田畠であれともかくも自活し、日本土民ふうに根づいているものと思って、その故郷へ帰っている。が、日本の近代化はこの土民志向型のくらしを後進性として位置づけて、帝国主義的国家を確立してきたのである。帰ってみれば日本土民は土民たることに自信を持てなくなっていた。「帰ってこんがましじゃった……」との怒りと悲しみの青音のなかには、実に多面な、思想のカオスのごとき体験がつまっている。アジアへの心のひろがりと国家的侵略。アジア諸民族との接触と戦争。その接触の性のすがた……
[…]
さて、からゆきさんはその苦界を民間外交などとも言って、事実、まことに深部をえぐる外交を心に感じとってきた。それは近親者などへ少なからぬ影響を及ぼしていることを聞き歩きの折々に感じさせられる。が、その体験さえ、侵略戦争とさまざまな形でつながっている。日本が植民地とした朝鮮へ売られ、売られつつなお「日の丸」であったからゆきさんの話をうかがったりもしたけれど、からゆきさんすら一椀のめしを現地の民衆とうばいあう関係のなかにいたのである。
海外にうりとばされ、売春を強要され、身をもちくずして彼の地で果てた少女たちの、その苛酷な生涯に対して、なおそのように言わねばならないところに、庶民の生存と国家の意図との宿敵のような関係がある。それは庶民のナショナリズムそしてインターナショナリズムと、国家のそれとのくっきりとしたちがいが、下層民衆のアジア体験の場に浮き出るからである。
売られることもなく、売春の味も知らずに齢を重ねてしまう私が、からゆきさんと出会うことができる唯一の小道は、彼女らが海の外でアジア諸民族と肌をあわせつつ育てあげた特有な心象世界を、日本への鋭い内部批判として受けとることにある。そしてそれを、彼女らもまたすべての日本民衆と同じように他民族の一椀のめしを叩き落とす存在ともなっていた地点を、見のがしてやるような不遜な立場をつくり出すことなく行うことができるか否か、にある。
/「からゆきさんが抱いた世界」『精神史への旅 3海峡 森崎和江コレクション』
からゆきさんが海をこえだしたころ、九州を中心にして、別の一群がやはり国をではじめていた。志士と自称した人びとである。かれら志士は「諭書」によらずとも、天子サマを君主に奉ずることを生きがいにするナショナリストであった。かれらを大陸浪人とよんだ人もいた。臣としてつかえたい天皇を新政権にひとりじめされて、こころざしをえぬところの、西南の役の敗者たちだった。かれらは波々の身でアジアの現状をしらべて、新君主につくそうとしていた。その意図は純粋で、一般に支配権力に対して野心をもっているわけではなかった。かれらは、政府の政策は、日本をとりまく情況を正しくみていない、西欧に追従していて、国を危機におちいらせるおそれがある、と考えていた。
[…]
次元をまるで異にするこれらふたつのからゆきが、それでも、ふと相まみえたときがあった。海を越えた志士たちは、からゆきさんが働く楼を足がかりにしたのである。
「すすんで志士の世話をし」たと『東亜先覚志士記伝』にある。からゆきさんをかれらは娘子軍とよんだ。
「娘子軍は九州方面の出身の者が多かったが、氷雪肌を劈く西価の購野の奥まで進むに当っても、純然たる日本の服装をなし、僅に一枚のショールを纏うて寒さを凌ぎつつ突進するのが常であった」(『東亜先志士記伝』)
/「天草灘」『精神史への旅 3海峡 森崎和江コレクション』
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
[…]
さて、からゆきさんはその苦界を民間外交などとも言って、事実、まことに深部をえぐる外交を心に感じとってきた。それは近親者などへ少なからぬ影響を及ぼしていることを聞き歩きの折々に感じさせられる。が、その体験さえ、侵略戦争とさまざまな形でつながっている。日本が植民地とした朝鮮へ売られ、売られつつなお「日の丸」であったからゆきさんの話をうかがったりもしたけれど、からゆきさんすら一椀のめしを現地の民衆とうばいあう関係のなかにいたのである。
海外にうりとばされ、売春を強要され、身をもちくずして彼の地で果てた少女たちの、その苛酷な生涯に対して、なおそのように言わねばならないところに、庶民の生存と国家の意図との宿敵のような関係がある。それは庶民のナショナリズムそしてインターナショナリズムと、国家のそれとのくっきりとしたちがいが、下層民衆のアジア体験の場に浮き出るからである。
売られることもなく、売春の味も知らずに齢を重ねてしまう私が、からゆきさんと出会うことができる唯一の小道は、彼女らが海の外でアジア諸民族と肌をあわせつつ育てあげた特有な心象世界を、日本への鋭い内部批判として受けとることにある。そしてそれを、彼女らもまたすべての日本民衆と同じように他民族の一椀のめしを叩き落とす存在ともなっていた地点を、見のがしてやるような不遜な立場をつくり出すことなく行うことができるか否か、にある。
/「からゆきさんが抱いた世界」『精神史への旅 3海峡 森崎和江コレクション』
からゆきさんが海をこえだしたころ、九州を中心にして、別の一群がやはり国をではじめていた。志士と自称した人びとである。かれら志士は「諭書」によらずとも、天子サマを君主に奉ずることを生きがいにするナショナリストであった。かれらを大陸浪人とよんだ人もいた。臣としてつかえたい天皇を新政権にひとりじめされて、こころざしをえぬところの、西南の役の敗者たちだった。かれらは波々の身でアジアの現状をしらべて、新君主につくそうとしていた。その意図は純粋で、一般に支配権力に対して野心をもっているわけではなかった。かれらは、政府の政策は、日本をとりまく情況を正しくみていない、西欧に追従していて、国を危機におちいらせるおそれがある、と考えていた。
[…]
次元をまるで異にするこれらふたつのからゆきが、それでも、ふと相まみえたときがあった。海を越えた志士たちは、からゆきさんが働く楼を足がかりにしたのである。
「すすんで志士の世話をし」たと『東亜先覚志士記伝』にある。からゆきさんをかれらは娘子軍とよんだ。
「娘子軍は九州方面の出身の者が多かったが、氷雪肌を劈く西価の購野の奥まで進むに当っても、純然たる日本の服装をなし、僅に一枚のショールを纏うて寒さを凌ぎつつ突進するのが常であった」(『東亜先志士記伝』)
/「天草灘」『精神史への旅 3海峡 森崎和江コレクション』
#「渺渺録」(企業擬人化)
『写真万葉録・筑豊』9 (アリラン峠),葦書房,1986.8. 国立国会図書館デジタルコレクション h ttps://dl.ndl.go.jp/pid/12197463 (参照 2025-07-29)
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
#「渺渺録」(企業擬人化)
私には沖縄と台湾意識が薄いので、それも救済でk………いや、企業擬人化漫画だよな?うーん
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
#「渺渺録」(企業擬人化)
あと映画「風立ちぬ」の重慶/上海爆撃の描写が良くて(よくない)あんな感じのも……
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
#「渺渺録」(企業擬人化)
「渺渺録」で炭鉱も描きたくて、とりわけ、明らかにそこで「脇役」「少数者」ではなかったはずの朝鮮人坑夫を触れるか、示唆するかくらいはしたい。
炭坑の写真を見ていると、日本語の下に同じ意味のハングルの看板が付けられている看板の写真や、日本語/朝鮮語の名札を付けている坑夫の写真などがある。
あと『石炭の文学史』に、"日本語で『爆発するから逃げろ』と叫んでも日本語が分からないのでそのまま巻き込まれる朝鮮人が少なくなかった"と書かれていて、まあ、そういう世界ですよね……
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
炭坑の写真を見ていると、日本語の下に同じ意味のハングルの看板が付けられている看板の写真や、日本語/朝鮮語の名札を付けている坑夫の写真などがある。
あと『石炭の文学史』に、"日本語で『爆発するから逃げろ』と叫んでも日本語が分からないのでそのまま巻き込まれる朝鮮人が少なくなかった"と書かれていて、まあ、そういう世界ですよね……
#「渺渺録」(企業擬人化)
2025年7月28日 この範囲を時系列順で読む
とはいえ映画「冬の螢」とか観てると、日本人の「進出」と同伴していたのは公娼制なのではないか、と強く思う
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
#「渺渺録」(企業擬人化)
「腹を減らしてる子供なら、この横丁だけでも何十人もいる!隼の取り付け金具一個の金で、その娘の家なら一月は暮らせるよ」「二郎、今回の技術導入でユンカース社にどれだけ金を払うか知ってるか。日本中の子供に天丼とシベリアを毎日食わせてもお釣りが来る金額だ」
みたいな世界観を想定しておる #「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
みたいな世界観を想定しておる #「渺渺録」(企業擬人化)
2025年7月27日 この範囲を時系列順で読む
人類館の世紀なんですよ!!
 
 
    
   
  
でも…でも炭鉱の時代ですよ!?
 
 
    
   
  
人の往来と言ってもいろいろあって、近代日本で言えば移民(あるいは往々にして「棄民」とも言われた)とかからゆきさんとか、あるいは炭鉱でいうならば国内だけでなく外地からも流入があったわけで…ということを考えつつ、企業擬人化を描いてる…描こうとしてる…んですけど、それは若干マズいの「マズ」を感じている 銘酒屋とか娼妓とか気軽に言ってしまう
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
#「渺渺録」(企業擬人化)
2025年7月25日 この範囲を時系列順で読む
第二に、功罪半ばする近代化の”罪”の部分に光を当てたいと思う。本書の場合、それは繁栄の陰に潜む無数の悲惨な死者と遺族の悲嘆という現実を投射することである。つまり大量生産・大量消費といった時代動向に即応した大規模な機械化が招く多数の労働災害(ことに”挟まれ”、”巻き込まれ”による大量異常死の出現)という悲劇がどのように受け止められていったかを、個々の当事者の立場から問い直すことであり、そこに伝統的な思考がいかに連動していったかを分析の軸とする作業である。これは換言すれば、労働災害の発生が解釈されていく際のメカニズムを、いわば「グラウンド・ゼロ」の地平から検証することである。
/『八幡製鉄所・職工たちの社会誌』
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
/『八幡製鉄所・職工たちの社会誌』
#「渺渺録」(企業擬人化)
2025年7月24日 この範囲を時系列順で読む
最後まで国民服を着ない大阪商船さんとかも見たい
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
#「渺渺録」(企業擬人化)
2025年7月23日 この範囲を時系列順で読む
たとえば「火垂るの墓」では、空襲後の空気が一色黄土色なんだけど、あれはアニメ映画じゃないとわからない、白黒写真・映像だと理解できない感覚、私にはその「想像力」もない(なかった)…
#「渺渺録」(企業擬人化)
 
 
    
   
  
#「渺渺録」(企業擬人化)
- 「渺渺録」(企業擬人化)(273)
 - 『マーダーボット・ダイアリー』(41)
 - おふねニュース(37)
 - 「ノスタルジア 標準語批判序説」(二次創作)(23)
 - 「大脱走」(企業擬人化)(23)
 - 書籍情報(19)
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 - 『ハリー・ポッター』(17)
 - 「海にありて思うもの」(艦船擬人化)(16)
 - 実況:初読『天冥の標』(16)
 - 展示会情報(15)
 - 読んでる(15)
 - 読了(14)
 - きになる(13)
 - 企業・組織(11)
 - 船舶装飾考(10)
 - 三菱重工さん関係のロケット(8)
 - 御注文(8)
 - 「蛇道の蛇」(一次創作)(8)
 - 日本郵船歴史博物館再開館の軌跡(7)
 - 本(6)
 - 「時代の横顔」(企業・組織擬人化)(6)
 - 「空想傾星」(『マーダーボット・ダイアリー』)(6)
 - 「病院船の顛狂室」(艦船擬人化)(5)
 - 「徴用船の収支決算」(一次創作)(5)
 - おふね(5)
 - 国会図書館にない本(3)
 - の部分(3)
 - 感想『日本郵船戦時船史』(3)
 - 模写(2)
 - 漫画(2)
 - 映画(2)
 - 入手(2)
 - 『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』(2)
 - 「『見果てぬ海 「越境」する船舶たちの文学』」(艦船擬人化)(2)
 - 「人間たちのはなし」(艦船擬人化)(2)
 - 『青春鉄道』(2)
 - 展示(1)
 - 展示会(1)
 - ハリー・ポッター(1)
 - 映像(1)
 - 「テクニカラー」/「白黒に濡れて」(艦船擬人化)(1)
 - 「かれら深き波底より」(一次創作)(1)
 - マーダーボット・ダイアリー(1)
 















『八幡製鉄所五十年誌』の座談会で、元日鉄本社の建設局長はこう発言している。工場用地が必要となったとき、目の前の海を埋め立てれば、たちどころに好きなだけの土地が手にはいるのだった。建設当初は、洞海湾を埋め立ててはいけない、との鉄則があったとのことだが、汚染がすすむにつれて咎めるものはいなくなった。「鉄は国家」だからである。それに製鉄所では、大量に発生する鉱滓の捨て場に困るようになっていた。廃棄物を海へ捨てれば土地ができる。一石二鳥である。鍼滓にどれほど有害物質がふくまれていたにしても、軍事的要請がすべてに優先した。八幡ばかりでなく。釜石でもおなじことが行なわれるようになった。農地が買収されて工場となり、拡張されたエ場が海を覆う過程は、そのまま農民と漁民が生活の場から追いたてられる歴史だった。
/「ある漁師の記憶」第二章 鉄の流れ 第二部 死に絶えた風景 『鎌田慧セレクション 現代の記録 鋼鉄産業の闇』p209
#「渺渺録」(企業擬人化)