喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。兼ログ置き場(新しめの作品はここに掲載してあります)。

No.300, No.299, No.298, No.297, No.296, No.295, No.2947件]

何かの本で韓国人留学生の寄稿があり、日本に初めて訪れた時初めて訪れた新宿を「こんな汚い都市は初めてだと思った」的な形容をしていたのを読んだことがあるけど、いろんな作家の「新宿論」を読んでいると東京は観光に行く(特に遠征して行く)場所ではなく、住んでこその場所なのかな…と感じる
→江戸以前からの古都としての東京、の文脈を持ってなにか東京の話を描きたいな~と思いつつ、そこまで東京に詳しくない 実地調査もしてない
→マイク・モラスキーの本は未読だけどそんな感じなんじゃないか(『呑めば、都 居酒屋の東京』『ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く』)
→「人の都市」っぽくて嫌いではない 東京…

(出生年や年齢的なものにより)90年代の精神的状況を自覚的に受容しなかったこと、を時々考える
たとえば岡崎京子を読む時とか、今からしてみればただの嘘でしかないノストラダムスの大予言について考える時とか…

何とも言い難い話ではあるのですが、大蔵出版『新宗教時代』シリーズを2冊ほど持っていて、30年前の情報ではあるのだけど、興味深い本でしたね
→とはいえ最近は「興味深いなぁとしげしげ覗き込むこと」についての一定の自制は行っている
戦争や歴史や宗教や因習じみた習俗諸々の「深さ」をしげしげと覗き込む時、むこうもこちらを覗いているので…
→ウィキペディア記事「帰ってきたヒトラー」に引用されて書かれている、「(読者は)ヒトラーを笑っているだけではない、彼と共に笑っているのだ」(laugh not merely at Hitler, but also with him.)という文を、時折警句として思い起こしている

日本郵船さんさぁ、微妙にX慣れしていない…というよりもXに染まっていないし染まる気もないし平常運転していくぜ!!感あるよね
→例えば他社だけどONEクッキングみたいなのとか、あるいはInstagram色に染まっているInstagramの投稿みたいなのもTLで見たい、いや今も十分可愛いけど……
→今のX運用、「業務連絡」感が強くてなおいっそ可愛い
→Instagramのことは「Instagram」「インスタ」と言うし書けるのに、Xのことは「ツィッター」だと思ってたら可愛いね、御社(擬の話)

企業・組織擬人化

物語を構成する時に「何を描かないか」は、何を描くかと同じくらい重要なんだな~と""理解り""(わかり)始めた

擬人化、実在性を詰めていくと「基本は人間(human)とばかり一緒に居るはずで、一堂に会することはほぼないのでは…」と思ってしまい、ただのモブではないキャラ性を持った架空の人間と一緒にいる話を描いてしまう 軽率に時空を歪めて擬人化を一堂に会したい