喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。兼ログ置き場(新しめの作品はここに掲載してあります)。

No.331

警備局の人々もそうだけど、MBに難色を示していた評議会(「ホーム」の冒頭に出てきた議員も含まれているはず)も意見を変えているのが「地味にあぶり出る背景」を感じるし、『マーダーボット・ダイアリー』には「地味にあぶり出る背景」が多すぎてそこが魅力的

『マーダーボット・ダイアリー』の「グラシンは『後発組』だ」発言の名称「後発組」は、「冷凍船の後発でやって来た」のではなく、プリザベーション連合の「如何なる存在も受容する」理念のもと、移民・移住民のことを「後発組」の名で呼んでいるのでは…
ラッティたちが先発、グラシンが後発なのではなくて、グラシンは純粋な移民なんじゃないか…と思っているのだがどうだろう 考えすぎか?

マーダーボットが考えているように「強化人間だから疎外感を感じている」のではなく、移民で、おそらく肌の色も(周りが有色人種な中で)明るめで、そこに引け目があるのではないか…MBに人種という考えが希薄なだけで 考えすぎか?

感想