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喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。絵ログ、お知らせ、日常など。最下部にカテゴリー・タグ一覧あり。

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No.1692

考証といえば、昔(1960年?70年?くらいまで)の男性スーツは、写真を見ていても現在より一回り大きくてダボついている印象がある。
そして、私が現在より一回り大きいスーツを描いた時に、その考証というかこだわりのようなものは読者に通じるのか?理解できずにスーツがダボついている絵だとしか思われないのでは?だとしたらそこにはどのような意味や価値があるのだろう?となるときが、正直ある…スーツ関わらず

何が言いたいのかというと、考証って難しいね、という膨大な話の末端の話。
「明らかに違うだろう」という考証ミスもあるけど、「『それっぽさ』はクリアしている」という描写もあり…。
宮崎駿はミリタリーで適当描いて詳しい人が騙されると嬉しくなりますね!とか露骨なことを言っているが、それは「そこそこのリアリティ」をクリアしているから、だし、読者(視聴者)にはそれが事実かリアリティかの区別はつかない

「事実かリアリティかの区別が読者にはつかない」ときに「事実を突き詰めた結果としてリアリティを損なう」もあるのかな~と…。それがダボついたスーツなのですが。服飾オタクしか見破れないようなこだわりとそのありどころというか

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