喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。絵ログ、お知らせ、日常など。

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とはいえ、一次創作、描けるのかなぁ 描けたら描きます それだけです



『ドイツ葬送文化史』半分以上が表と注釈というびっくり構成だけど、それを抜きにしても買ってよかった
死亡通知書とか硬貨副葬とか、埋葬手順とか……具体的で、かつわかりやすい
研究書は時々読みづらい文章のものもあるけど、これは良い

「遺体着付師」や「死亡通知人」、建具屋(棺作り)、またそれらが葬儀屋に発展していった、とある 知らんわそんなの 奥が深いな

#「蛇道の蛇」(一次創作)



「蛇道の蛇」を「19世紀末前後のドイツの葬式事情」に合わせようとした瞬間テンションが下がったので、ファンタジーやSFなどの別世界の話は現実世界を参考にしすぎるのも良くないのかも 桎梏にしかならぬ…

#「蛇道の蛇」(一次創作)



日本史が好きすぎるよ……。



『ドイツ葬送文化史 近現代における生と死の棲み分け』に、断片ながらもいろんな葬式の順番が載っており、重宝する(何に、とは言わないが)
例えば1902年ハノーファー・ルター派教会の第一形式の葬儀は、
喪家あるいは墓地礼拝堂で聖職者は棺に近寄り祈る、可能ならば聖歌を伴う→読謡→弔辞が行われるならこの時点で行う→最後に聖職者の言葉「主よ、我々のこれより永遠にいたる出発を祝福し給え、アーメン」等→移動、墓地に到着→棺が墓穴の上に置かれる、あるいは沈められる→聖職者の言葉「主の平安を汝ら全てに、アーメン」→弔辞がまだ行われていないならここで→聖職者の祈り「前略。土は土へ。灰は灰へ。塵は塵へ」の箇所で聖職者が棺に三度土を投げる→読謡→参列者が歌っている間に墓穴が埋められる→聖職者の祈り

#「蛇道の蛇」(一次創作)



『D.Gray-man』は「仮想19世紀末」なのか 理解(わか)るよ………