喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。絵ログ、お知らせ、日常など。

No.787, No.786, No.785, No.784, No.783, No.782, No.7817件]

『八幡炎炎記』に、八幡製鉄所の鉄の火を見た少女がこう言う描写がある。旧約聖書の「はじめに光ありき」という言葉を思い出した、あの鉄の火が見えた時、何故だか知らないけれど涙が出てきた……。
 このシーンを読んで、思わず快哉を叫んでしまった。
 この罪深さ、この製鉄所の造った鉄が如何なるものを他人に、あるいは自分たちに招いたのか。その鉄が自分たちに戦争を招き、死を招き、また利益を齎したのではないか、そんな(屁)理屈的なものを超越して描かれる、「圧倒的なもの」。それへの少女の拙い賛美。この理屈なしの力というものが、製鉄や炭鉱の世界にはあったのではないか。製鉄の世界にあった「神様」という言葉と、炭鉱の世界にあった「地獄」という言葉はここから発しているはずなのだ。

#企業・組織

感想


サイト運用者のわりに、人様のサイトを定期的に巡回する習慣がつかない TLを無心に眺めることに完全に慣れてしまった…



『八幡炎炎記』に、八幡製鉄所の炎を見てはじめに光ありきの一文を思い出した、何故だか涙が出た、という描写があって、わあ…「原罪」じゃん…となるなど

#企業・組織

感想


無印良品のスリムノート大好き人間なので、A6サイズはオーダーメイドカバーを持っている。実はA5はジブン手帳のカバーと同じサイズなので、A5は代用している。B6もジブン手帳miniと同サイズなのだろうか?取り寄せてみた。今度来ます。



「風」が舞台の物語が「風」を出さない方法ってなんだろう……悪い意味での「風」臭を脱臭するにはどうすればいいだろうと考えたけど、舞台が舞台として主張しないこと、地政学とか政治とか戦争とかをしないこと……?
→ゴジラ式戦禍というか、相手が見えない(相手には正義や思想がない)けれど茫漠と暴力が襲ってくる系戦争ならむしろ「ハウルの動く城」みたいに「素敵な悲劇」なんですよ



ジブリ作品の「風」のクセの無さ、好きかな…逆に『幼女戦記』の筆者さんのシリーズものは「風」を全面に押し出していると感じる



なんというか感覚の問題 「根っこが無くて気持ち悪い」という感覚が描いている側にある 読んでいる側にはあまりないだろう