喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。絵ログ、お知らせ、日常など。

No.769, No.768, No.767, No.766, No.765, No.764, No.7637件]

谷川俊太郎先生の詩を読んだら思いのほか良かった。
小説や漫画で語りえないものは詩で語るしかないのかな…と最近は感じる。

『文盲』読む 戦後アゴタ・クリストフはハンガリーからの難民としてオーストリアに行った時に、施設で男女別々に分けられてシャワーを浴びせられることが怖かったし、シャワーが終わって清潔になって全員集合して安堵したと回顧している 歴史だ

感想

国はオカルトに対抗する部署をどこに置くのだろうか、という投稿が流れて来たのを見たけど 『低俗霊DAYDREAM』で「口寄せ屋」のヒロインは「東京都生活対策課」から仕事を請け負っていて、また課では「忌物苦情相談」ができる設定だった

感想

500円の金メッキの指輪を使ってる企業擬人化……「こういうのはわかる奴にはわかる」と偽装にもかかわらず高い指輪を使っている企業擬人化……人間から「偽装しろ」と渡されてなぜか変な空気になる企業擬人化……「『まっとうな人間』の証」と言われそれを着けていることに複雑な心境になる企業擬人化……
→「おそらく平均あるいはそれ以上の収入のある両親のもと育てられ、悪くない成績で大学を卒業、28歳ほどで結婚して今は父なのかもしれない、自社での評価も悪くないと聞く、身なりも良い、だから今日は弊社との商談の立ち会いに来たのだろう」と結婚指輪を見られながらそう人間に思われている企業擬人化!

企業・組織擬人化

堀越二郎の醜い飛行戦艦、下級生を苛める不良の上級生、多くの三等車客、震災の炎と暴力的風景、旧式の校舎、美しい骨を持たない肉豆腐、寝台車に乗れなかった貧民の野宿生活、銀行の取り付けのある不景気、会社のみみっちい礼儀に礼節、新人への洗礼、牛が航空機を運ぶ後進性、航空機を見に来た陸軍軍人、機が本調子でないこと、落下傘で辛くも逃げ出したパイロットの命の無事、既に壊れた1号機の残骸、夜親を待つ少女と子どもと国家の貧しさ、食わせられたはずの天丼とシベリアという善性、本庄の独逸での劣等感、かつて菜緒子でなくお絹の幻影を見たという事実、カストルプの示唆する世界の破裂、新聞に書かれた上海事変、日本が本当に近代国家だったのか、結核で倒れた菜緒子の苦、重役、煩い海軍軍人、愛情ではなくエゴイズムではないかという黒川の指摘、妹の叱咤、重慶爆撃、全体を覆う死と死体と多くの犠牲を見ることからの逃走があり、それは菜緒子が二郎の眼鏡を外して「山に帰る」ところ、美しいところだけ見てもらいたかったことで愈々極まる
→また1機も帰って来なかったのでありやはりそこには人間の生はないように思える
→とはいえ二郎は最後の航空機の成功(航空機の技能的にも、国家や軍の期待に応えた面でも)を直視しておらず、遠くで何かの気配を感じてそれを見ている、おそらく菜緒子の死を見つめている
(映画「風立ちぬ」)

感想

RSSを使い、このてがろぐ(の投稿内容)をWordpressに埋め込みました。プラグインは「Feedzy RSS Feeds」。べ…便利だ……。Wordpressもてがろぐも何もかもが便利。有難い。
古のオタクですが、RSSはFeedlyでの情報収集くらいでしか使い道を知らなかったです。