喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。絵ログ、お知らせ、日常など。

No.683, No.682, No.681, No.680, No.679, No.678, No.6777件]

日報2024年10月11日

『システム・クラッシュ』に情緒を振り回された。感想をいくつかポチポチする。
なんとなく一番難解な、実存的な悩みが反映されていたように思える。

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昔はフィーリングでしかキャラの骨格やポーズが描けていなかった。というか、そもそも骨格など考えたこともなかった。
最近は少なくとも「考えて」描くことをしはじめた。まだまだ描けないが、多少の成長と言える。


描/書:無駄にあざといポーズの愛国丸(練習)[3]
読書:『システム・クラッシュ』【読了】[5]

日報

艦船擬人化をもっと描くか、キャラをもっと、護国丸とかもっと描きたいぜ……。
背景っぽい何かばかりではなくて、キャラ絵でも魅せていきたい。
自創作、大阪商船さんと報国丸型の髪色が一緒なんだけど、よくよく描いていると顔だちも似ており、筆者なのにおや…?となる 他人事

日報2024年10月10日

「渺渺録」プレ版のような漫画を続けて描いている。なかなか完成が見えない。
フルカラー漫画は楽しいけど難しい。引き続きやっていく。


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描/書:「渺渺録」プレ版[5]
読書:『日本郵船戦時船史 上』
 マーダーボットを読めよ…

日報

#感想『日本郵船戦時船史』

◎盛岡丸は、船のなかで密航者(炭坑夫)を捕まえたために引き返している途中で日本の敷設機雷に掛かって沈没、という船。密航者のその後も気になる。
◎甲谷陀丸はカルカッタまると読む。


2024年10月10日「甲谷陀丸」まで/コマ番号49/519まで

感想

日報2024年10月9日
さっきまで19時だったのにもう21時でびっくりした。
2時間ぼんやりしてXをしていた。まあ告知をできただけ褒めたい……いやどうだろう。
「渺渺録」そろそろ指数を定めたい。

描/書:なし
読書:『椿の海の記』[2]
 まだ読んでいるのか…

日報

◎石牟礼道子の語り口という話 例えば岩波新書やNF文庫の「である」「であった」とか帝国主義とか資本主義とか蘭印作戦とか、後世の、現在の名詞や単語や標準語で語るには語り切れない風景、それこそ「人と人とが、殺し殺される関係性のなかに投げこまれる戦場という殺戮の現場」「巨大なキノコ雲の下で生起している数々の出来事」「夫や息子の死を「名誉の戦死」として受け入れさせてゆく時代と社会の巨大な力」「「敵の顔」の中に「人間の顔」を見出してゆくこと」(『アジア・太平洋戦争』)の出来事と、その風景が、そのような構成の正規の文章で形容されつつも、だからこそその実際が語りえない状態、はあるんだろうか
◎『日本軍兵士』の南方の作戦の概要たとえば飢餓に侵された戦線など、と、例えば『野火』のような兵士がぼんやりフィリピンの青空を見あげて放浪している風景、というものは同じものを語っている、にもかかわらずその情景は違うじゃないですか
◎「五月一二日には、アリューシャン列島のアッツ島に米軍の一個師団が上陸を開始した。約二五〇〇名の日本軍守備隊は、激しく抵抗したが、優勢な米軍に次第に圧倒されて、二九日には最後の突撃を行ない全滅する」(『アジア・太平洋戦争』)の行間と言い得る風景のようなものは、結局フィクションや詩歌で埋めるしかないのかな…と最近は考えはじめている
◎標準語というか現代語ですよね 現在の日本語 だって彼らは「マジ」とか言わないじゃん アッツ島マジヤバイとか 「マジ」とか「ヤバい」とかの地平線にいないんですよ
◎「マジ」とか「ヤバい」とかの地平線にいる私たちがいない彼らの話をする時に、言葉を変えていく、せめて工夫すべきかというはなしですよ