喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。兼ログ置き場(新しめの作品はここに掲載してあります)。

No.547, No.546, No.545, No.544, No.543, No.542, No.5417件]

李良枝『由煕 ナビ・タリョン』収録「かずきめ」の、ジェンダーに迫りくる暴力性のはなし、あれは在日コリアン特有の問題というよりも著者自身や温又柔先生の指摘にあるように、カッコつきでくくられる「世界性」「普遍性」や「コスモポリタニズム」を経過……というより平行している……話だ。
「海にありて思うもの」は「南洋の追想」「孤独の極北」「極東の客死」の三部で構成されるが、二部「孤独の極北」は「かずきめ」を経過した何かにしたい、と思っている。航空母艦冲鷹のはなし。
#「海にありて思うもの」(艦船擬人化)

艦船擬人化

『おおきく振りかぶって』1~3巻読了。やはり良い。

「常に一冊持ち歩く本」を持ちたい。胸元に秘める防御楯のようなものを。
『まるごと氷川丸展』図録と『氷川丸ガイドブック』どちらも正方形でほぼ同じサイズ、薄いのでお守りみたいに持ち歩ける。
それか『戦争の法』あるいは『由煕 ナビ・タリョン』…。

『由熙 ナビ・タリョン』どうにか発掘して読む。やはり良い。

『洋服を着る近代』をフォロイーさんから欲しいものリストで恵投してもらったのに、未だ読めてないので読まねば(本当にスミマセン…)。
著者に『正月にはあなた方帝国主義者の衣服である洋服を脱いで和服を着ているよ』とメッセージを送ったら『それだって帝国主義者の衣服だろう』」と返されたエピソードが訳者あとがきに載っていて、正直色んな意味で面白すぎてこれだけを噛みしめている。
「大脱走」郵船さんは母たちの衣服を帝国主義者のもの呼ばわりしてたら人間にお前の衣服もそうだろと言われた話 でもあったので、「渺渺録」ではそれを積極的に自認する話になってほしいよ……(他力本願)

#「渺渺録」(企業擬人化)

企業・組織擬人化