No.329, No.328, No.327, No.326, No.325, No.324, No.323[7件]
『国家を超えられなかった教会』も読まねば…
原武史『「民都」大阪対「帝都」東京 思想としての関西私鉄』読んでいる。良い。原武史先生の本を読んでいると土地擬+駅擬をしたくなる。
サイトに記載してあるようにtumblrを更新することが多いのですが、見づらいのはあると思うので サイトに統合したい
サイトの更新を色々としました どんどん追加したい
戦争が終わった時には教会は跡形もなく、会堂は戦火で破壊され尽くされていたし、生きのびた信徒は他の生きのびた信徒の行方も知らなかった、強制疎開、徴用もあったから逃げることは悪ではなかった、にも関わらず、教会が下した「判断」とそこから起こった状況への対応に問題を感じる。
というのは、沖縄の教会の問題は他府県出身の牧師たちが引きあげたからだと考えていたが、その中には沖縄県出身の牧師もいた、また戦火で信徒が全滅したわけでもなかった、沖縄の教会は、迫りくる戦争と疎開政策の中で為された教職と信徒の「決意と行為」によって、自然消滅したのである。…
という意味合いの『国家を超えられなかった教会』の文章、ここまで冷静に挫折を語る文章はまたとない。