喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。絵ログ、お知らせ、日常など。

No.177, No.176, No.174, No.173, No.172, No.171, No.1707件]

『中城ふみ子全歌集』の中でとりわけ印象的だった短歌の一つ「酔へばソフアに眠るてふ手紙に乱されつつをれば花曇りの夜となるらし」の「手紙」は中井英夫との往復書簡のことだったと知って興奮している
中城ふみ子の短歌、挫折した恋や「すでにもう無きもの」を詠ったものが多い気がしていて、そしてこの短歌はその両方ではないので 印象的なのだと思う

感想

いしかわゆき『書く習慣』読んでいます。ありがちなHOW TO 本なのだけど、それな~と思う技法(「いつか書くは一生書かないので今書け」など)もあれば、なんとなく私が無意識でやっていたものを改めて文章にして提示していてこちらがドキッとしたりする技法(「アウトプットできない時はインプットが足りないのでは?」「『時間を作る』というのは無駄な時間を削ること」)もあり、読んでいてためになります。
あと読みやすくて良い。基礎編なHOW TO本なのもあるし、文章を書くことの本なのでその説明自体が分かりやすく書かれている。たまにはこの類の本も読んでいこうと思いました。

感想

彩度は低め、明度は高め、コントラストは強め、褪せているがそれゆえの美しさ、美しくないことが美しい世界にしたい

占領下という設定なので彩度を低くしたいがそうすると必然くすむし地味になるし冴えない感じになる問題
彩度は低め、明度は高め、コントラストは強めすればちょっと美しくなる 気がする