喫水はまだ甘くまだ浅くある

津崎のメモ帳です。絵ログ、お知らせ、日常など。

No.707, No.706, No.705, No.704, No.703, No.702, No.7017件]

護国丸 もっぱら特設運送船なので髪が長いと怒られがちなんだけど、髪を切られそうになると狂わんばかりに暴れまわるので容認されている…がそのせいで周りに髪をよく引っ張られる、という設定がある
愛国丸は早々に貨客船という出生を捨てているのだけど、護国丸にはそれでも失ったという事実そこから出発するしかないように思えていて、髪は切らない、自分の美学をいつどこでもいかなるときでも(そこが海軍でも)貫いていく(私は軟弱な姉さんとは違う、)
なので護国丸は男の姿をしている愛国丸のことを「姉さん」と呼んで憚らないし、報国丸はやさしいお兄ちゃんなので「弟」と呼んであげているという特設巡洋艦三姉妹たちの無法地帯

艦船擬人化

デジコレは「著者・編者」を「美術館」で検索して、「出版日:新しい順」に並び変えると図録や画集がザクザク出てくる

個人的な経験についてお話しするなら,十数年前に私が学部の卒業論文を書こうとしていた時,京城帝国大学,現在のソウル大学の前身にあたる日帝時代に建てられた大学について書こうとしていたのですが,そのことについて在日朝鮮人である友人の父親と話す機会がありました。その時,こういうことを言われました。「ああ,また朝鮮人をリトマス試験紙にするんですね」。京城帝国大学が朝鮮人に対してどう振るまったのか,朝鮮人に対してひどいことをしたのならば,よくない,よくしたのだったらよい機関である,つまり,朝鮮人は京城帝国大学なり,日本人を判断する基準,リトマス試験紙にすぎないということを言われて,グサッときたことがありました。
/藤井たけし「帝国の養女の里帰り」

引用