タグ: 「おやしお」(初代)

  • LOG-2021年 艦船擬人化
    LOG-2021年 艦船擬人化

  • 毎夜の話
    毎夜の話

    9月12日 夜  報告書を書けと言われたので書いてみる。どうやらそこまで堅苦しくなく短くていいとのことらしい。…

  • いなくなった2:「ぼくの小さな神さま」
    いなくなった2:「ぼくの小さな神さま」

     新しい涙滴型潜水艦は、海上自衛隊の次世代を担う存在として在来型船型潜水艦の面々にも歓迎され、すこし迷惑な存在…

  • いなくなった1:「ぼくの小さな神さま」
    いなくなった1:「ぼくの小さな神さま」

     私(わたくし)、潜水艦おやしおは、皆さんに、艦生に、今は亡き最愛の彼に、海上自衛隊の面々に、元愛人のようなも…

  • ぼくの小さな神さま3:「ぼくの小さな神さま」
    ぼくの小さな神さま3:「ぼくの小さな神さま」

      彼はもう自由(・・)だった。  肩越しに見上げる空は広い。塗りたくったような群青一色の見果てぬ景…

  • ぼくの小さな神さま2:「ぼくの小さな神さま」
    ぼくの小さな神さま2:「ぼくの小さな神さま」

     くろへ どうしてぼくだけに会ってくれないのか、ぼくにはわからない。ぼくはくろになにかしただろうか、とても悲し…

  • ぼくらのさだめa:「ぼくの小さな神さま」
    ぼくらのさだめa:「ぼくの小さな神さま」

    ※第五章の何話になるかわからないやつです。最終話になります。 [※前略] 「おやしお、君、自分があの子に何をし…

  • ぼくらのさだめ1:「ぼくの小さな神さま」
    ぼくらのさだめ1:「ぼくの小さな神さま」

     くろしおが語って聞かせたところによれば、太陽と星の違いは――まあ明らかに明らかっちゃ明らかなんだけど、太陽と…

  • 永遠の哲学3:「ぼくの小さな神さま」
    永遠の哲学3:「ぼくの小さな神さま」

     二人が甘美でふしだらな痙攣(くろしおに言わせれば「毎夜楽しく絵本を読んでいた思い出への冒涜」)を当たり前のよ…

  • 永遠の哲学2:「ぼくの小さな神さま」
    永遠の哲学2:「ぼくの小さな神さま」

     一九六二年の十月頃、第一潜水隊が編成された二か月後、おやしおのその小さかった身は大きく成長していた。ある朝く…

  • いまは見えない星4:「ぼくの小さな神さま」
    いまは見えない星4:「ぼくの小さな神さま」

    「くろ!来てくれたの?」「うん。元気だった?」 第二次大戦後初の日本国産潜水艦、計画番号S112cこと今は名前…

  • 60s潜水艦擬人化長編小説「ぼくの小さな神さま」
    60s潜水艦擬人化長編小説「ぼくの小さな神さま」

    (この感情は未熟な信仰であり、これは彼らに対する漠然とした熱意、彼らに対する抽象的な期待である。それ以上でも以…