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架空反戦記

俳句・短歌

カテゴリ「短歌」に属する投稿463件]47ページ目)

絢爛の紙テエプの舞う祝福に果てなき旅路を願うは虚し
船舶は国土の延長 亡国の道征く祖国のさだめも背負い
国辱ぞ客船とはいえ担うは責務、去り往く独逸のお客は何処
輸送船残るは我のみ 縋るのは栄光の記憶 藁掴む想いで
鈍色の海で想うはあの時の絢爛たる色舞う紙テエプの
#傾艦短歌 浅間丸*hide

短歌擬人化

蒼波に龍の鱗の様に落つ吸音タイルは国防の楯
海星らの求愛言葉を受け入れてキスをされれば僕らは共犯
陸上で片手を使い飯を食う非難するのは海上の民
ソナー越し聴こえるか聴くわだつみの声は聴こえず在るは沈黙
人魚姫、己をそう呼ぶ時もあり無害を装い隠すは魚雷
#傾艦短歌 そうりゅう型潜水艦*hide

短歌擬人化

その戦場、血の湧く英雄などおらず軽侮の眼差し海上護衛
沈めたり沈められたり一枚の下へと続く海上護衛
石油があること運ぶこととは別問題!そう叫んでは海上護衛
「シーレーン」馴染みなかった今もないとりあえず守る海上護衛
艦の熱狂浴びて船らも戦える気がした、主戦場は海上護衛
#傾艦短歌 海上護衛戦*hide

短歌擬人化

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