settings

架空反戦記

俳句・短歌

カテゴリ「短歌」に属する投稿461件]24ページ目)

いつの日か、に抗うこと恋人のように触れる繊細な指
#感想返歌
「感情は、水のように流れていって、もう戻ってこないもの、のはずなのにシャーペンや人差し指で書き留めた瞬間に、よどんだ湖やまぶしい雪原になる、感情を残すということは、それは、とても畏れるべき行為だ、だから、この歌集が、光の下であなたに何度も読まれて、日焼けして、表紙も折れて、背表紙も割れて、砂のようにぼろぼろになって、いつの日か無になることを願う」『砂丘律』「あとがき」

『砂丘律』造りが繊細で思いのほか早くぼろぼろになりそう*hide

短歌二次創作

歌人とは時には戦争讃えつつ時には憎む 八十年持つ
形容し飾りたてるが生業の我がうた武力に無力を是とする
歌会のお題は戦争、死、あと悲劇 情動は強く言葉も強く
とはいえどノンポリ貫く強さなく言及すれども実感はなく
#感想返歌 『短歌研究2022年05月号』*hide

短歌二次創作

除籍艦 垢の際立つ喫水に失くしたかと問う命の重み
#傾艦短歌*hide

短歌擬人化

貴婦人も汽車も艦にも触れるとき白手袋を着けるが嗜み
初恋の甘きは絵本の見ひらきのラフにかかれた人間の器機
鉄路そば駆けより手をあげ歓声をあげ手をふれば夢は駆け行き
くびれあるナックルラインの曲線の婦人は今日も日照りを恥じる
航空機高嶺の花よ彼女らはしたの我らを素知らぬ脚で
#短歌  
※過去に詠んだ短歌・作年月不明*hide

短歌一次創作

艦艇であって軍艦なのではない征くこと往くと言うと弁え
#傾艦短歌 海上自衛隊*hide

短歌擬人化

乱れるる碧き波間をとくと見よお前を生かし殺しをもする
荒ぶれる波に揺られて縺れれば優雅な輪舞と笑う君あり
その波濤押しては引いて底なしの我が力であり障壁でもあり
一浪を乗り越え征けば二浪の吾が艦生なり我が定めなり
#傾艦短歌 🌊🌊🌊*hide

短歌擬人化

羊羹は甘美なる味 給糧は戦争のための戦争である
#傾艦短歌 給糧艦間宮*hide

短歌擬人化

砲弾は雨と霰と降り燃やし戦争は一つの結末である
#傾艦短歌*hide

短歌擬人化

孤独は幸福にとても似ている 背合わせの二つがもたらす恍惚がある
これが自由なんですか二値化した人間しかない価値しかない
犠牲者と迫害者は常ともにある引っ張りあって倒れあって
飛行機に乗りて祖国のために燃ゆ命のともしび歴史となりて
花束を手繰(たぐ)、幸せはここにある ライラックは(あお)あざやかな藍
#二次創作短歌 『セカンドハンドの時代』*hide

短歌二次創作

悲しさは、未練は、愛は船などに必要ですか。どうか教えて。
戦争のまにまに浮かぶ。平穏は戦争後に来る、絶対に来る。
花びらを見あげたことを憶えてます、散ることを無視しながら、わたしは。
美しいテープでしたねえ、今生の一番の幸せだったときです。

さようなら、素敵な船生でしたよ、と、いって娘は工廠に往く
#傾艦短歌*hide

短歌擬人化

expand_less