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架空反戦記

俳句・短歌

空襲の中で美髪は解れゆく結いの解れは御国の解れ 
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短歌一次創作

弧をえがく艦首はゆるく波を割る波濤を立てるは忍者にあらず
紅白が交互にまじわり彩るはうつくしき生、秋空高く
できるなら潜水艦を風船で祝う係の人になりたい
白、黄色、朱色、藤色、桃色の風船が飛ぶ(祝われている)
極彩の今このときが艦生でもっとも華麗な装いなりし
これからは満艦飾もうつくしき装いもなしよ黒色の艦
艦生でなによりもただうつくしき日である(ぼくらにとってはとりわけ)
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短歌擬人化

船舶は国土の延長 人間の上下を決めるが生業なりき
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短歌擬人化

往きて海、海と海、海、海の果て 黒々とした鉄の城あり
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短歌擬人化

「地獄では波も枯れ果て航海も往く海々もなくなるらしい」
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短歌擬人化

わたくしにうつくしき名を奴隷らを砂糖を絹を浮いている意味を
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短歌一次創作

()しき名をはにかみ見せる乙女らのごとく船らはたおやかにある
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短歌擬人化

轟沈す軍艦に寄すいけにえの如く乗員生存者なし
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短歌擬人化

己が為帽深々と被りをり長い髪は地位ある証
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短歌擬人化

滲み出る悪意を笑みで押し殺し唇を噛めば(くろがね)の味
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短歌擬人化

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