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架空反戦記

俳句・短歌

カテゴリ「短歌」に属する投稿467件]5ページ目)

南極に落としたいのち、(犬たちよ、愛とはだれかを愛さないこと)
#短歌 タロとジロ*hide

短歌一次創作

群青も深まれば黒(夜に往く海に無数の敵潜がいる)
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

被る赤 あるいはワインあるいは血、生まれることは罪を負うこと
#短歌 「命名に際して、赤ワインが用いられるのは、生けにえの血を流す代わりだともいわれる」『われら船乗り―海の慣習と伝説』*hide

短歌一次創作

戦闘詳報汚泥の流れ赤血潮寄せては引く波濡れる我が身は
#傾艦短歌*hide

短歌擬人化

労働は無数の絹と石炭と鉄とをつくる ()(ふね)となる
#短歌*hide

短歌一次創作

背負う荷は努めて重くあるがよし振り向くことなき永久凍土
#短歌 *hide

短歌一次創作

周縁は諍いのなきわが楽土切符の軽さが身にただ寒し
#短歌 *hide

短歌一次創作

燐寸売る少女に深き罪ありや女の身に持つ近代の業
#短歌 *hide

短歌一次創作

花籠の赤は物憂い離別いろ、感傷は情のなかにとどめよ
#短歌 *hide

短歌一次創作

咳ひびく空虚な孤独が広がって明日への命ららら科学の子
#ゲ謎短歌*hide

短歌二次創作

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