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架空反戦記

俳句・短歌

カテゴリ「短歌」に属する投稿465件]34ページ目)

ばんざいばんざいたからかなこえにまぎれるわれの情動
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

我々に「君死にたまふこと勿れ」そう言う人間(ひと)がいるはずもなく
親は刃を握らせて「全速前進、向かうは敵の艦隊あまた」
美しく人を殺して死ねよとて沈むことこそ使命なれとて
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

船舶は国土の延長 赤紙が人間に届けば船にも届き
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

同名の代艦想えば愛おしくまた妬ましく我不在の海に
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

三十年目の進水日よ波の冷たさに余命を感じ
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

今一度この時こそがうつくしき生と思えど切る波高く
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

鐵の城は武力そのものよ うつくしくあれ残忍であれ
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

「秘すれば花よ貨客船は」おしろいの下の錆びれた板は歪んで
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

船舶は国土の延長 帝国の国土の延長でもある我ら
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

人間を使役者として愛したり、敵国人と憎んでみたり
#傾艦短歌 *hide

短歌擬人化

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