『八本脚の蝶』を持ちて駅前に立ち頒布する夢を見た朝十七年前の日記を読み思う「死ぬまできっと彼女になれぬ」信ずこと異議を唱えて聖書読む奔放無垢の少女、奥歯氏物語は命の讃美歌賛美する彼女は野薔薇母の薔薇園女性性愛さず装う「か弱き女性」彼女はアナイス理念はシモーヌ*info#感想返歌 『八本脚の蝶』*hide 2021/11/04 短歌/二次創作
数百の録音テープが奏でるは小さき人らの大合唱装いは命取りなり 赤の布首に巻いたら鮮血染まり朱色の血脚をつたりて成る刃 女であること責むるみたいに「あたしたちを一緒に殺すがいい!」掻き消し掻き消される、銃弾の音にスミレ花、銃身飾る彩りに小言をいわれたこともあったわ戦争に征くはまともな女じゃない、戦後に言われ瞑目す我は戦争が女の顔を奪い取り復員後もなお、私は兵士戦争は女の顔をしていない 勝利の後も戦は続く*info#二次創作短歌 #感想返歌 『戦争は女の顔をしていない』*hide 2021/11/04 短歌/二次創作
美は合理、合理無縁の戦争の為の艦らの合理の美 *info#短歌 「美しさが合理性や無駄のなさにあるのだとしたら戦争は美しさからもっとも遠いが、戦争のための兵器は無駄なく無駄のない美しさだと思う」という自ツイートから*hide 2021/11/04 短歌/一次創作
空襲の中で美髪は解れゆく結いの解れは御国の解れ *info#短歌「空襲で自分たちの築いてきたものが焼けちゃって「どうしよう…」と茫然自失となってるシーンを戦争もので結構みるけど、あの時の、黒髪が縮れて煤が頬にへばりついている女性の横顔がすごい印象的なんだよな 大体こういうシーンは女性な気がする」という自ツイートから*hide 2021/11/04 短歌/一次創作
弧をえがく艦首はゆるく波を割る波濤を立てるは忍者にあらず紅白が交互にまじわり彩るはうつくしき生、秋空高くできるなら潜水艦を風船で祝う係の人になりたい白、黄色、朱色、藤色、桃色の風船が飛ぶ(祝われている)極彩の今このときが艦生でもっとも華麗な装いなりしこれからは満艦飾もうつくしき装いもなしよ黒色の艦艦生でなによりもただうつくしき日である(ぼくらにとってはとりわけ)*info#傾艦短歌 潜水艦はくげい進水おめでとう*hide 2021/11/04 短歌/擬人化
十七年前の日記を読み思う「死ぬまできっと彼女になれぬ」
信ずこと異議を唱えて聖書読む奔放無垢の少女、奥歯氏
物語は命の讃美歌賛美する彼女は野薔薇母の薔薇園
女性性愛さず装う「か弱き女性」彼女はアナイス理念はシモーヌ
#感想返歌 『八本脚の蝶』*hide