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架空反戦記

俳句・短歌

カテゴリ「短歌」に属する投稿462件]31ページ目)

狙撃手が睨みをれば敵は的、射程外なら我らこそ的
獲物待つ時は長かりて冬 泥濘みに浸かりて伏せば永遠なりき
敵を撃つ時が来れば勝利なり頭が早く吹き飛べば吉
#短歌
ロイター通信「雪だるま爆破して夏を占う、スイス伝統の春祭り 頭が早く吹き飛べば吉」
→「朝見たこのニュースの『頭が早く吹き飛べば吉』が万能下の句だと気付いてしまい、そればかり考える有意義な一日を過ごした」というツイートを見たときに詠んだもの

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短歌一次創作

美、即ち、残忍なもの。鮮やかで、切り口鋭き刀如くに
から山に富士山麓の櫻植え見惚れるさまよこの美しさ
口ずさむ本五冊分の題名はやまと言葉のうるわしき音
#二次創作短歌 パク・チャヌク『お嬢さん』
(「から山に桜を植ゑてから人にやまと男子の歌うたはせむ」)
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短歌二次創作

肉を食う笑顔のお前を見て思う(良い友を持ち幸せなのだ)と
大輪の笑顔を見ると元気出る、肉を食べればなおその気増し
「お前食え」余る肉指し譲る俺 遠慮のかたまり、遠慮するなよ
「いやいいよ、食えよすきだろ?だってこれお前のおごりで食べてるんだし……」
人の汗、他人の苦労ゆえに美味 他人の金で食べる焼肉
#短歌
「「他人の金で食べる焼肉」ってめっちゃいい下の句じゃん!」みたいなツイートに接したときのものだったはず。*hide

短歌一次創作

「好きにした、君らも好きにしろ」と書き虚しく項垂れ海を揺蕩う
#二次創作短歌 『シン・ゴジラ』*hide

短歌二次創作

人間の線路は人の王国の証であって統治の証
京急が飛ぶこと財が飛ぶことと同じ重みの侵略の音
ダァ シエリイェスと揶揄をした日々懐かしく鉄路は火の海道果て遠く
#二次創作短歌 『シン・ゴジラ』*hide

短歌二次創作

雪荒ぶ死に魅入られた人びとの声を包むペルーラホワイト
#二次創作短歌 『死に魅入られた人びと』*hide

短歌二次創作

愛読書『短歌研究』前号を積んで崩せば季節感なし
いくつかの短歌雑誌を眺めてはやはり手に取る『短歌研究』
#感想返歌 雑誌『短歌研究』*hide

短歌二次創作

「短歌は声に出して読むもの」そう思い読もうとしては流し見をして
#短歌 *hide

短歌一次創作

死ぬことが一番の夢だったマルガリータ向日葵は首を竦めて淋しく枯れる
犠牲者と迫害者たちは共にあり、けれど私は幸せでした
#二次創作短歌 『セカンドハンドの時代』のマルガリータさん*hide

短歌二次創作

「聞かせてよ、あなたの気持ち」ありがとう善意の自動転送を
#短歌 *hide

短歌一次創作

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