美しき嘘知らずに塗る迷彩色貨客船それは理想であったはず初っ端で挫かれ見事な艦艇に風船も船の内なら我も船水面にて見惚れる姿ラフマニノフ追憶はみずほらしさと糸電話点と点、線と線との綱渡り*info#傾艦俳句*hide 2023/01/07 俳句/擬人化
一人では軽くて二人なら沈む死ぬなら波間に飲まれていきたい雷撃の絶頂、わたしは加えられるより加えたい奪ってやりたい離別、そう、シルクの手袋着けていた そんな海もあったのだった*info#傾艦短歌 輸送船*hide 2022/12/16 短歌/擬人化
薄幸の娘に施す餞の化粧は死に化粧にも似て*info#傾艦短歌 愛国丸「上掲の写真は公試時のものだが、船体には既に軍艦色が塗装されている。唯、船体の白線と白い上部構造、大の字マークは、船主と造船所が薄幸の娘に施した餞の化粧とみることが出来よう」『商船が語る太平洋戦争』「愛國丸」*hide 2022/08/28 短歌/擬人化
#傾艦短歌*hide