memo

実は日常雑記などのはてなブログを撤去しておりました。あまり意味はないのでまた復活するかもしれませんが……。
いままでこまめにブログを書いていたけど、なくなって困ることは特になかった。どうせなら簡易メモ的なものはここに書いておきたいです。

2月のなにが楽しみってくるっぷが再開することですね。くるっぷの運営運用がどうなるか全くわかりませんが、今のところとても期待しています。インスタグラム(あるいはあれに似た簡素なTL投稿形式)で絵を投稿したいと思っていたものの、リアル知人が多くアカバレが怖かったため…。

あと「橿原丸の夢」漫画を描いています。めっちゃ進まない。完成には持っていきたいです。
進捗メモ→下描きall,ペン入れ5/18,着彩なし

テスト

テスト

「或る日のこと、私の扉を誰かが叩く音がした。一人の兵士がかなりおずおずとした様子でそこに立っていた。次の瞬間私はびっくりした。リルケ――軍装したライナー・リルケだったのだ!彼は痛々しいほど不器用げに見えた。詰襟のために窮屈な思いをし、どの将校にも長靴をかちっとぶつけて敬礼せねばならないという考えのためにどぎまぎしていた。そして、完璧ということへの魔的な強迫にとらわれている彼だから、このような軍規の些細な形式をも模範的に正確に遂行しようと思っていたため、絶えず困惑の状態のなかにいた。「私は」と彼はあの低い声で私に言った、「この軍服というものを幼年学校以来きらっていました。もう永久に逃れたと思っていたのですが。今、ほとんど四十歳でもう一度着なくてはならないのです。」幸い彼を守る救いの手があって、彼はまもなく好意的な身体検査のおかげで免除となった。別れを告げるため、もう一度彼は――そのときはすでに私服にかえっていたが――私の部屋に入って来た。私はほとんど、風のように吹き込んで来た、と言いたいくらいである(そのように筆舌に表し難いほど音もなく、彼はいつでも歩くのだった)。彼は私になお礼を述べに来たのだ。私がロマン・ロランを通じて、彼のパリで没収された蔵書を救おうと試みたからである。初めて彼は、もう若くないように見えた。恐怖の思いが彼の精魂を使い果たしてしまったかのようであった。「外国に行きたい」と彼は言った、「外国に行けるのなら!戦争はいつも牢獄ですね」。そして彼は立ち去った」『昨日の世界Ⅰ』